毎号反響を呼ぶスタイリスト・樋口かほりさん。過去に手がけたスタイリングと自身の私服からもわかる、ファッションセオリーをあらためて大解剖。リアリティのあるスタイルを生み出すうえで大切にしている「言葉」から、ワードローブづくりのヒントが見えてきた。
※クレジット表記のないものは、すべて樋口さん私物です。その他モデル写真は、過去のGISELeに掲載したものです。
ACCESSORIES RULE
「服に左右されない」選び方
いい意味でトレンドを感じさせないアクセづかいも樋口さんの特徴の1つ。「“これ流行ってたよね”となりそうなものはあまり選ばないようにしている」というこだわりがダイレクトに反映されている。
– ACCESSORIES WARDROBE –
迷わないために「アクセのワードローブ」を用意する
A. ベースとなる1軍
B. 気分によって加えるインパクト
Aは私にとって服も季節もシーンも問わないTHEスタンダード。これをベースにBIGモチーフなど主張が強めのBを気分によってプラスしたり差しかえたりして手元をコーディネートしています。テンションの異なるたくさんのアクセから決めるより、こうすることで出かける前の「アクセ選び」の時間も省けます。
– TRY IT –
試したい新しさはCOSかZARAで
手に届く価格とちょうどいいデザインがそろう2つのブランドは「今っぽさ」を素直に楽しみたいときにチェック。COSはモード感がMIXされていて好き。
バレッタ 4,091円+税、ピアス 3,546円+税/ともにCOS(COS 銀座店) ZARAのベロアとレザーの黒カチューシャ/樋口さん私物