「ただのシンプル」との違いは? デニムが上手くなる「単純な服」の選び方


「飾らないのに女っぽい」 デニム上手な人の「選びの差」 

着る服の点数が増える冬こそ、デニムにとっても工夫のしがいがある季節。といっても、難しい合わせは不要。必要なのは「形はベーシック・素材やディテールなどちょっとした部分で変化をつける」こと。ツヤのあるサテンや、表情豊かなニット、あるいはデニム自体のダメージ感。見慣れた「単純な服」でも、質感を少し変えるだけで「ただのシンプル」とは一線を画す仕上がりに。



デニムで作る「ラフなコンサバ」

ロングコートをラフにまとって境界線をさらにあいまいに

黒デニムを徐々にブリーチさせて色を抜いた、スミっぽさがほのかに残る明るいグレー。清潔感をかもしつつ真っ白ほど気張らないデニムならではの絶妙な色みは黒ともなじませやすく、強気なモノトーンを穏やかに好転。淡色でもぼやけず美脚を貫ける、ノンストレッチのストレート。コンパクトなインナーでさらなるスタイルアップをめざして。 グレーデニムパンツ/upper hights × uncrave(オンワード樫山 お客様相談室)



「デニムが上手い人」 のテクニック

アレッサのように「ジャケットをトップス的に使う」

インフルエンサーとして活躍し、モードとストリートを融合させたスタイルが得意なアレッサ。ジャケットをさっそうと1枚でまとった潔さと軽やかさがデニムの洗練度を上昇。

デザイン性もさりげなくとり入れて一筋縄ではいかないデニムスタイルへ。ヌーディなデコルテが、BOXシルエットをカジュアルに転ばせないポイントに。 ブルーブーツカットデニムパンツ/AUTHEN JAPAN(ラフォエム) ジャケット/ラベルエチュード



スタイリスト認定「間違いのない」デニム

女性らしいカービィな形と色が最高

「かつてマリリン・モンローが愛用したことでも知られる名作の701。ウエストもくびれて見えて、ヒップラインもキレイに見える、細すぎないまっすぐなストレート。深みのあるインディゴが、いつものトップスを格上げします」(スタイリスト・渡邉恵子さん) デニムパンツ/リーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン)



シンプルな「セーターとデニム」

色落ちデニムに似合重厚感のあるグリーン

辛口デニムに甘い色だとミスマッチで、攻めた色だとちょっと強すぎる。そんなときに、そのどちらともいえない深みのあるグリーンが意外にも最適なパートナー。黒のレザー小物がアクセントカラー兼引き締め役に。



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