いつもの服でいつもと「ちょっとした違い」が出る:人気スタイリストが教える7つのこと

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着方やとり入れるアイテムの気分が変わる季節の変わり目。そこで人気のGISELeスタイリスト樋口かほりさん、岩田槙子さんに、奇をてらわず旬に導くテクニックを聞きこみ調査。スタンダードなアイテムを生かしたアレンジ術や、色をバランスよく着る手段など、明日役立つワザをまとめてご紹介。

1.PLAY BLACK
遊び心は足元でさりげなく



シャレっ気を足すワンポイントを小物で。とくにかわいいテイストのワンポイントは服だと悪目立ちする場合も多いですが、靴下など足元でそれとなく投入すれば、全体が子どもっぽくなりすぎず、遊び心の範囲としてまとまりやすいと思います。(樋口さん)

2.LUXE&EDGY
クラシックを盛る



ツイードパンツとチェック。古きよき正統派が見直されている今季は、トラディショナルなデザインをプラスしていくのも気分。柄と素材など同じクラシックなテイストの中でも、違う要素を盛り込んで変化をつけるのがポイントです。(岩田さん)

3.SENSUAL RELAX
あたたかい素材と肌感



肌感が強いトップスをストールで包んだ、隙のある表情がこなれて見えます。肩落としなどアレンジ次第で見え方を変えられるのもストールの魅力。(樋口さん)


4.LITTLE WARM
小物と服でニットONニット



ニットのウォーミィな素材を重ねるのが、秋冬ならではの「かわいい」をつくる秘訣。トップスどうし、あるいは上下ニットも気分ですが、トップスと小物をニットで合わせるのも簡単で着こなしの幅も広がります。(樋口さん)

5.FUN LAYERED
インナーで表情を変える



Vネックやゆるいニットの首元からのぞかせて、変化がつけられる赤いタートルニットは毎年活躍。ブラウンやチャコールグレーなど渋みのある色と合わせて、シックに着るのが鉄則。(樋口さん)

6.LITTLE WHITE
小さな白で軽さを出す



暗い色の服がメインになってくるこれから。ソックスやインナーで「少量の白」を入れると、全体がきゅうくつな面持ちにならなくていい。白をアクセントカラーとして使うようなイメージです。(岩田さん)

7.SHORT BOOTS IN PANTS
ブーツINでメンズな足元を



ゆったりパンツのすそをショートブーツに入れる、「メンズライクなくずし方」。キレイに着ることが主流の今季に、また違った新しさを呼び込めます。(岩田さん)

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【STYLIST】

樋口かほりさん

大人に似合うカジュアルをモットーに、「ベーシック+α」のコーディネートが毎号人気。GISELeの表紙も担当。

     
岩田槙子さん

着まわし企画を多数担当するほど豊富なスタイリングアイディアを持ち、季節を問わず新たな組み合わせを提案。