GISELe

2020/08/05

「やってみたい」と思わせる|樋口かほりさんのさじ加減絶妙スタイリング3選

GISELe編集部

KAORI’S STYLE WORD

毎号反響を呼ぶスタイリスト・樋口かほりさん。過去に手がけたスタイリングと自身の私服からもわかる、ファッションセオリーをあらためて大解剖。リアリティのあるスタイルを生み出すうえで大切にしている「言葉」から、ワードローブづくりのヒントが見えてきた。
※クレジット表記のないものは、すべて樋口さん私物です。その他モデル写真は、過去のGISELeに掲載したものです。


BALANCE
「すぎないバランス」のつくり方

少々大胆な提案でも、「やってみたい」と思わせる、リアルさに落ち着く樋口さんのバランス感覚。3つの「すぎない」をつくる、一例をご紹介。


01. NOT CASUAL
キャップにはドレスで「カジュアルすぎない」

スタイリングではあまりキャップは使わないのですが、ドレスなど極端な掛け合わせ用には手が伸びます。ある意味「ハズシ」がバレたくないので、色は必ずベーシックカラーで。ワントーンにすると、より大人っぽい。


02. NOT SWEET
黒と白だから「甘すぎない」

毎月GISELeの衣装を考えるとき、集める服の色は圧倒的に黒か白が多い。「ガーリー」「ヴィンテージ」など、テーマ性が強い企画のときこそ、デザインの主張をいい意味でおさえてくれるこの2色に頼りがち。


03. NOT MODE
デニムで支えて「モードすぎない」

シースルーなど日常であまりなじみのない生地は正直難しい。たとえば白Tとデニムに「足す」ような感覚ならいつもの延長で冒険できる。難しい服こそ「デニムのために」など着方を限定した選び方もありだと思う。
CREDIT: Styling_Kaori Higuchi(KIND) Photography_Koichi Sakata(still) Design_Hiromi Fujiwara(Ma-hGra) Composition&Text_Chiharu Ando