GISELe

2020/09/08

【メイク】 むしろ、ミニマムな「削ぎ落としメイク」が正解

GISELe編集部

「服を支えるメイクの手数」

夏を理由にカラーメイクにシフトする必要はない。むしろ、いつものメイクが重く感じる季節だけに「そぎ落とし」それでも回るリアリティのあるミニマムな連鎖に期待をかけたい。

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( SELECT ITEMS )
必要に応じて選ばれし精鋭
トレンドの寄せ集めではない「えりすぐり」。今回はそれぞれのよさや役割を明確にすることでおのずとしぼられた、ヘア&メイク岡田知子さんセレクトの7品で考察。


EYE COLOR

A
主役にも脇役にもなれる対応力

どんなスタイリングや顔立ちも受け入れるブラウンシャドウ。「何にでも合う」からこそ、濃度の微差やつけこなし方を知っているか/知らないか、その違いは大きい。

■DATA
ヴォランタリー アイズ 15 2,000円+税/セルヴォーク ほのかに赤みがあるブラウン。しっとりとしたテクスチャーで、指づけでするすると肌にフィット。重ねてもくすむことなくクリアに発色する。

- ADVICE -
微細なパールの効果で、ゆらめくような複雑な発色。単色ならではのあっさり感はありつつ、けっして単調にはならないつかみどころのない深みのあるブラウン。ほんのり赤みがあって今っぽい(岡田さん)


UTILITY COLOR

かける期待を満たすもの
アイテム数をしぼったとしても組み合わせは単純化させない。「まわす」役割として、1つで2役以上のバイプレーヤーの存在ほど、頼りになるものはない。


B
安心感のあるうまいキラキラ


■DATA
インフィニトリー カラー 01 3,200円+税/セルヴォーク 目元、チーク、リップにと応用力が高いフェイスカラー。コンパクト設計なのでモバイルコスメとしても活躍するマルチぶり。

- ADVICE -
スマッジすれば肌の内側からにじむような光になりすまし、ポテッと厚くのせると遠慮なくキラキラ。光だけを残すことも彩ることもできる、1つあると都合がいいブロンズ(岡田さん)


C
ヘルシーオレンジの理想形


■DATA
ミネラルマルチパウダー ヘルシーオレンジ 2,300円+税/エトヴォス 透けるオレンジに、落ち着いたブラウンがまざり合い、さえた大人の印象に仕立てる。1つで3役以上をこなす。

- ADVICE -
しっとりとしたベロアタッチながら、肌にのるとドライっぽく見える色づきで、顔じゅうどこにのせてもシャレる。美容オイルでミネラルを固めたシンプルな処方設計もいい(岡田さん)


D
簡単にリズムをつくる色とツヤ


■DATA
rms beauty リップチーク デミュア 4,800円+税/アルファネット 商品名どおり、唇にもほおにも使えるクリーム。ほどよいツヤ感が上品でナチュラルな仕上がり。発色はひかえめ。

- ADVICE -
でしゃばらず、かといって沈むこともない。無難にまとめない「幅出し」の役割としてクリームピンクを1つ。「デミュア=ひかえめ」というこの色名も言い得て妙(岡田さん)


LIP COLOR

とどまる強さと抜けを兼ねる
ひと目で違いを生むリップカラーに必要なのは「幅」。3本で日々まわす想定ならば、ほどほどに目を引く色み、かつ気張らずにこなせる質感の組み合わせがベター。


E
「遊びを担う色」はリラックスモードでこなす


■DATA
エッセンスリップオイルカラー 0A04 マリーゴールド 3,500円+税/シロ みずみずしいゆずが香るスキンケアリップカラー。透明感のあるシアーな質感と軽やかな発色を両立したオレンジ。

- ADVICE -
知らず知らずに設定してしまう自分の枠からはみ出る「アウェーな色」は、グロスで様子を見てみると導入がスムーズ。アリかナシかのベンチマークになります(岡田さん)


F
主張しすぎないローズブラウン


■DATA
ザ リップスティック シアー 006 3,200円+税/アディクション ビューティ 心地よくのびて唇にフィット。フレッシュでシアーな色づき。

- ADVICE -
カジュアルなスタイリングにひと塗りするだけで、女っぽさがわき上がる「引き上げ色」。少し抜けのあるシアーな1本なら、いかにもな仰々しさと無縁(岡田さん)


G
「何にでも合う」の一歩先


■DATA
デアリングリィデミュアリップスティック 05 3,900円+税/THREE 血色感のあるピーチベージュ。

- ADVICE -
守りにも攻めにも。合わせに応じて両極の表情をつくる二面性のあるベージュをそなえると退屈しません。ツヤすぎず、マットでもないフォギーなみずみずしさがいい(岡田さん)

CREDIT: Photography_Yuya Shimahara (model), Yuki Ueda(still)Hair&Make-up_Tomoko Okada(TRON) Styling_Natsuko Deguchi Model_Lera Design_Hiromi Fujiwara(Ma-hGra) Composition&Text_Wakana Akiya