脚がキレイに見えることは必須条件。透けにくさや着心地、トップスから浮かないことなど、買う前にチェックしておきたいポイントが多い白ボトム。そこで手がけるパンツ企画が毎号人気のスタイリスト・渡邉恵子さんに徹底取材。見定めるコツに加え、実際に編集担当とともに、穿きくらべて譲れない条件をクリアした「不満のない白ボトム」20本をまとめてご紹介!
【CONTENTS】
①キレイめに穿ける白デニム
②細身の白パンツ・ベストセレクト
③フレアスカート選びで知っておきたいポイント
④ルーズなほどスタイルUP「とろみパンツ」
1.WHITE JEANS
【キレイめに穿ける白デニム】
シーンレスに使える色みと形を見極める
白パンツのなかでも特にはきやすい地厚なデニム。すっきり見える形に加えて、色ムラが強くないウォッシュ加減なら出番も増える。
☑白トップスのあとに黒も合わせてみる
ワードローブに合う色みかをチェック。想像以上に色幅が多い白デニムは単体で見ず、手持ちのトップスを合わせたときの色で判断を。白と差がつく生成りっぽいアイテムを選ぶと、黒と一緒でもコントラストはひかえめ。(渡邉さん)
〈右〉オフ白デニムパンツ 23,100円/ビーサイド ジーンズ(ロンハーマン) オフ白リブタンク 14,300円/SACRA(インターリブ) アイボリーニットカーディガン 31,900円/SLOANE エクリュパンプス 46,200円/BRENTA(LE PHIL NEWoMan 新宿店) 〈左〉デニムは右と同様。黒ニットタンクトップ 25,850円/SAYAKA DAVIS(ショールーム セッション) 黒サンダル 31,900円/PIPPICHIC(ベイジュ)
☑ウエストのフィット感を確認
重要なのは脚より腰まわり。心地よくはけるシルエットで選びたい白ですが、どんな形でもウエストだけはしっかりとまるジャストなものを。メリハリがつくので膨張感が出にくく、タックインしたときもキレイ。(渡邉さん)
白デニムパンツ 15,400円/ローラス(アダム エ ロペ) ライトグレートップス 20,900円/SLOANE シルバーシューズ 15,290円/A de Vivre クリアサンダル 23,100円/TSURU By MARIKO OIKAWA
☑スニーカーをはいてヒールも試す
平日にはくことも想定。デニムとはいえ、インディゴよりきちんと感が出せる白。まずはフラットとのバランスで形やすそのもたつきを確かめたあと、ヒールもはき比べておくと活躍の場が広がります。(渡邉さん)
白デニムパンツ 25,300円/フィル ザ ビル フォー ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) ベージュカットソー 19,800円/IIROT(B’2nd 神南店) 〈右〉白スニーカー 15,180円/ムーンスター×ビームス ボーイ(ビームス 銀座) 〈左〉デニム、トップスは右と同様。グリーンパンプス 15,400円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)
☑後ろポケットの位置確認
理想のヒップラインを形成。とくに気になるお尻まわりがカムフラージュできるポケット。位置も大きさも、ものによってまちまちなので、自分に合うデザインを見つけることがスタイルのよさにつながります。(渡邉さん)
白デニムパンツ 20,900円/THE SHINZONE(Shinzone ルミネ新宿店) ニットビスチェ 7,920円/ALEXIA STAM
☑ダメージ加工もはいてみる
白を緊張感なくはくために。カットオフによるほつれたすそなど、デニムならではのダメージが入ると、力みが抜けて白パンツがはきやすく。すらっとしたシルエットで選べば、大人っぽさは保てます。(渡邉さん)
白デニムパンツ 26,400円/ガリャルダガランテ(ガリャルダガランテ 表参道店) ストライプシャツ 23,100円/TICCA ビーチサンダル 6,930円/AKTE