黒を身につけたとき、服とのコントラストでメイクはより生きる。どんな色をのせるか、どんな質感に仕上げるか。印象操作のカギはメイクが握る。まずはその日の予定でなりたい自分を見定めて、次に「着たい黒」を選択。そうすればおのずと「するべきメイク」も見えてくる。今回は、カラフルなポイントカラーを効かせるメイクを。
WEAR – Trend Black
MAKE-UP – Sweet Brown
きちんと見せつつなごませる「赤みのあるブラウン」
コンパクトなタンクトップにハイウエストパンツで、少しの感度の高さを見せつけたい日。トレンド感は洋服だけにとどめてメイクはなじむことを大前提に赤みブラウンをチョイスする。このほどよい赤みがブラウンメイク特有のコンサバ感を払拭。“きちんと感のある旬顔”という完璧な着地点へと誘導する。
タンクトップ 16,000円+税/CASA FLINE(CASA FLINE 表参道本店) ハイウエストパンツ 60,000円+税/YOHEI OHNO(エスティーム プレス) マリンキャップ 23,000円+税/LACK of COLOR(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) パンプス 19,000円+税/UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ 有楽町店)
Aアイ カラー クォード 26 9,200円+税/トム フォード ビューティ ラグジュアリーに色づくアイカラー。見たままの発色が手に入る。 Bキャンメイクリップ&チーク ジェル 07 600円+税/井田ラボラトリーズ 体温でとろけるテクスチャーが使いやすいと評判。 Cル ヴォリューム レヴォリューションドゥ シャネル 27(6月28日限定発売) 4,500円+税/シャネル 魅惑的な赤みブラウンのまつ毛に。Dヴィセ アヴァン リップスティック 025 1,600円+税(編集部調べ)/コーセー ニュートラルでいてヘルシー。とにかく使えるベージュのリップ。
「チークとアイシャドウをつなげるように」
HOW TO
目元には3色の赤みブラウンをMIX。まずパレットAの右上のオレンジと左下の赤をまぜ、目頭と目尻をはずした上まぶたに塗る。右下のブラウンで、そのキワを締める。左下の赤は下まぶたのキワにも。範囲は上まぶた同様に、目頭と目尻には色をのせない。チークBはアイシャドウにつなげるように、ほお骨の高い位置からこめかみにかけて色づける。マスカラCもブラウンで目元の抜けをキープ、唇には色を出したくないので、ヌーディなDを。