メイクは「リップ」の選択で決まる|定番色スタイリングに合うメイクを考察

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(wear) BROWN
(lip) CORAL PINK


lip >> まじめな色みでグラマラスな線形
others >> あたたかみを保持して異質感をプラス
ブラウンシャツの持つ知的さはそのままに、どことなくユーモアを感じさせるエッセンスをメイクで出したいところ。フェミニンなリップ×モードな目元。それぞれの方向性が異なるように見えて、色の温度感が同じだから成立する。このミックスで、新しいイメージを構築することが可能に。


シャツ 6,360円+税/SLY(バロックジャパンリミテッド) コットンタートル 16,000円+税/STUNNING LURE(スタニングルアー 青山店) パンツ 15,800円+税/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) ピアス 7,700円+税/アビステ

A_リップ カラー サテン マット 26 6,000円+税/トム フォード ビューティ ひと塗りで思いどおりの鮮やか発色。ふっくらと肉感的で、ベルベットのようになめらかな仕上がりに。B_カレンデュラ アイシャドウリキッド C05 グレイッシュベージュ 3,500円+税/シロ(3月5日発売) こなれ感のあるくすみをつくるマット仕上がりのリキッドシャドウ。C_ハイピグメント ロングウェアアイライナー 8235 3,000円+税/NARS JAPAN 肌色になじみながら、しっかり輝きを放つメタリックコッパー。

how to…

Aのエッジを使い、口角から上唇の山までラインに丸みをつけるようにややオーバーぎみに塗る。ぽてっとした唇の形、それだけでセンシュアルに。マットベージュのBでまぶたに自然な陰影をつけ、目尻にはCで引いたゴールドラインで質感にコントラストをつける。狭い範囲の変化で全体の印象をこなれさせる。

04
(wear) BLACK
(lip) INNOCENT PINK


lip >> 甘さをぶつけても奇抜じゃない
others >> トーンをそろえて成熟した品格をかもす
ライダースを筆頭に、黒の持つ強さはゆるがない。だからこそ、とことん甘いメイクとの折り合いだってうまくつく。いつもは敬遠していたイノセントなピンクのリップをカンフル剤に、ヘアアクセまで含めて糖度を高く。この新しい顔まわりとのバランスが着こなしそのものを見違えさせる。


ライダースジャケット 7,500円+税/BEAUTE DE OPAQUE(オペーク ドット クリップ) ボウタイブラウス 15,000円+税/ソブ(フィルム) カチューシャ 2,900円+税/キャセリーニ

A_アフターグロー リップバーム 1384 3,500円+税/NARS JAPAN(3月13日限定発売) シマーなピンクへ自然に色づくとともに、唇を保湿してくれる。なめらかでピュアな印象の唇に。B_ヌーディ スプリングカラー フォーアイズ 06 6,300円+税/Amplitude(限定) ソフトバーガンディと中央のゴールドの2色シャドウ。ソフトバーガンディのみ使用。わずかにスモーキーな色調がノーブルな印象をつくるのに効果的。

how to…

Aを直塗り。ペールピンクの甘さをあと押しするように、オーバーにつけてプリッと女っぽい唇に。Bのバーガンディカラーを筆にとり、上下まぶたの目頭側に入れる。さらに眉にも同じ色を足し、顔に統一感を出す。