誰にも忖度しなくていい。判断基準はこれまでもこれからも、自分にとって心地よく、引き上がり、必要不可欠なアイテムなのか、それのみ。インフルエンサー17人のリアリティある実体験が、次のパートナー選びの一助になりますように。
ALL – ROUNDER
1つ「だからこそ」
あれこれも試すこともメイクの楽しみではあるけれど「いっそ1つでいい」はリスペクトをこめた新たな価値基準であり、最高のほめ言葉といえる。
01_NARS
厚塗りせずとも
ラディアンスプライマー SPF35・PA+++ 30mL 4,000円+税/NARS JAPAN 「歳を重ねるにつれ、肌の負担を考え、厚塗りを避け、シンプルな工程を意識するように。このプライマーは下地と日焼け止めをまとめてこなし、肌のトーンも整うので、この上に軽くフェイスパウダーだけでベースメイクが完了」(井上さん)
02_THREE
光と血色感を操作できる
シマリング グロー デュオ 02 4,500円+税/THREE 鎖骨や、口角のくすみ消しにも。「パレット左の影色は血色感やソフトな陰影が欲しいほおやまぶたに。右の淡い色は光を集めて高く見せたいほお骨や鼻筋、眉骨にハイライトとして。これだけで日常のメイクは事足りる」(高田さん) 「ハイライト、シェーディング、アイシャドウとして、顔中に垣根なく使えてしまうユーティリティアイテム。これ1つ×5分あれば立体感が整います」(永井さん)
03_WHOMEE
目元がシャレるキラキラオレンジ
フーミー マルチライナー comeon 1,500円+税/Clue 「囲むように描いて目を引くポイントになるのはもちろん、ぼかしてアイシャドウ的に使えば、今年っぽいアンニュイな色みのオレンジに変化。描いて30秒以内なら、指やチップでぼかせるという設計もキャッチーで、メイクタイムが楽しくなります」(木部さん)