人気スタイリストに学ぶ「シンプルでもオシャレに見える」シンプルなテクニック【20選】


さりげないワザが効いたスタイリングで、毎号反響を呼ぶスタイリスト・樋口かほりさん。過去に手がけたスタイリングや自身の私服からもわかる、ファッションセオリーを解剖。シンプルをベースにしながらも、地味にはならない境界線。単純なのに目を引く理由。樋口さんが考える「シンプル」は明日から試してみたくなる、日常で使えるアイディアが満載。



樋口かほりさん
大人に似合うカジュアルをモットーに、リアリティのあるアイテム選びの提案と肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングは毎号多くの反響が。



【デニムは前より後ろ】

ヒップやパッチなど、服の中でもとくにデニムは後ろが絵になる服だと思います。右の写真はヒールまで赤いサンダルにしたり、ヘアにリボンを飾ったり。顔が見えないぶん「何が好きな人か」を感じさせる後ろ姿を意識的に表現しました(樋口さん)



【最初はメンズライク・甘さは最後に足す感覚】

スタイリングの考え方ですが、まずメンズ同等に服を組み合わせて、最後に女っぽさをちりばめていくという手法はバランスもとりやすい。目を引くピアスを飾ったりヘアスタイルに手をかけたり、いつも以上に「女っぽさ」の重要性も気づかせてくれます(樋口さん)



【ユニクロの活用法】

スエットはサイズ感のレパートリーがあると便利。ユニクロのスエットは個人的にも好きで、メンズ・レディースともにシンプルなものをサイズ感の違いで、使い分けています。広がりのあるスカートや、ワイドパンツをキレイめに見せたいときは、腰位置も上がり、形にメリハリの出るコンパクトなタイプを。ユニクロはごくシンプルな定番を「サイズ違い」でとり入れるのがおすすめです(樋口さん)



(テクニックや小物選び・おすすめアイテムまで)
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【CONTENTS】
・あなどるべからず「タックIN」
・赤は「とっておく色」
・白は派手な色だから…
・甘い黒は「専用」として考える
・ストールは服とみなす
・ユニクロの活用法②
・形から「はみ出さない」
・スカートをはくきっかけをくれるのは?
・似た形で・違うサイズ
・服や小物を買いかえる前に
・ヘアスタイルが決まらない日にいいもの
・「落ち着く組み合わせ」の本質
・まじめとふつうを同時に持つ
・ショートブーツの選び方
・「すべてがちょうどいい」ブランド
・デニムにありがちな「もたつき」がないデニム
・はきたい靴に似合ってしまう至高の黒スキニー