デニムと赤の組み合わせが、可愛いのは周知の事実。少量でも目を引く色だから、知りたいのは「どこに・どのくらい」赤があると「どう見える」のか。赤のパーセンテージ毎に、デニムのコーディネート実例をひとまとめにしてお届けします!
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赤リップを適当にワンストローク
無骨なベーシックにかわいげをもたらすオレンジ系の色みを、マットなテクスチャーで大人に寄せる計算高さ。使用したのはNARSのベルベット マット リップ ペンシル Famous Red。
上からラメを重ねて「赤をうららかに」
やさしいカラーもいいけれど、やっぱり惹かれる目を引く赤。定番を脱して気分を変えたいなら、グリッター入りのバームを重ねるのが新鮮。単なるツヤとは違う洗練が加わり、シンプルなベージュアイの格も上がる
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王道を高めるバッグの赤
白Tともデニムとも相性のいい赤のバックロゴで、服数を下手に足さず普遍的なコーディネートをカジュアル以上へ。背面に配することでロゴのインパクトも出すぎず、前面のミニマルな見た目ともまとまりがいい結果に。
力の抜けたデニムスタイルにスパイスをひとさじ
ボリュームスリーブとつまったネックラインがクラシカルなクロシェニットに、きりっぱなしのデニム。気だるく・甘い上下をしゃんとさせる目的なら、背筋の伸びるピンヒールの赤ブーツが適役。
デニムシャツの無骨さが一気に女らしく
メンズの着方を参考に、鮮やかな赤ニットをウエストでひと巻き。腰まわりのカバーに加え、ニットパンツを締める役割もはたすうれしい効果が。フラットな編み目のパンツだからもたつかない。
キレのあるデニムスカートに赤の巾着バッグ
デニムスカート 29,700円/エイチ ビューティー&ユース レースシャツ 82,500円/ボウト タンクトップ 7,150円/ローラス(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 頭に巻いたスカーフ 9,990円/シーオール(ジャーナル スタンダード 自由が丘店) ベルト 4,500円/LAGUNAMOON (LAGUNAMOON ルミネ新宿2) バッグ 22,000円/MAISON VASIC(ヴァジックジャパン) ローファー 81,400円/HEREU(ショールーム セッション)
深く入った前スリットは重くなりがちなロング丈に抜けを出しつつ、動きやすさもカバー。どこかなつかしいライトブルー、白レースやスカーフアレンジして、ジェーン・バーキンのように。
サンダル+ソックスでショートブーツ風
実は引き締め効果の高い赤をソックスで効かせる。足元に小さく赤が入るだけで、全体がシャープに整いきりっと仕上がる好結果に。頭に巻いたスカーフやバーサンダル、バッグの持ち手など随所に黒を散らしてドレス感も上乗せ。
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ポイントは「着るより散らせる」小さな赤
白スリーブTシャツ 16,500円/THE NEWHOUSE(アーク インク) デニムパンツ 36,300円/DIESEL(DIESEL JAPAN) 赤ニットビスチェ 30,800円/エクストリームカシミヤ(アルアバイル) ゴールドピアス 16,500円/Jouete 赤靴下 2,640円/HOiSUM 赤スニーカー 15,400円/adidas(アディダスお客様窓口)
さっぱりとしがちな細身スタイルに、少量の赤をアクセがわりにトッピング。ニットやスエードなど、あたたかみのある質感を選ぶことで、派手な色もなじみやすい。
シックな黒を分割するように赤とデニムを活用
あせたブルーに色気を宿すフェミニンな赤。すっきりと整うIラインを鉄則とすれば、強い色どうしをぶつけてもごちゃつかない見た目に。
スウェットを脇役に「インナーにとどまらない赤タンク」
赤のタンクトップと引き換えに他は極力シンプルを徹底。スウェットならタンクトップのカジュアルな印象はそのままに体形カバーを実現してくれるから、タンクを主役にしたいときには使いたい手。
ミニマムな女性らしさでヘルシーに
スタイルを保証するハイライズ+フレアシルエットの淡色デニムがさらに生きる、短め丈とヴィヴィッドカラー。力が抜けた印象なのにだらしなく見えないのは、タンクと合わせて意志を宿した赤リップの効能。
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ゴールドも加えて「華やかさ」を
赤スウェット 4,048円/ユナイテッドアスレ(キャブ) フレアデニムパンツ 51,700円/マディソンブルー ピアス 3,590円、リング 3,590円/ともにZARA(ザラ カスタマーサービス) パンプス 36,300円/PIPPICHIC(ベイジュ)
赤は気張っても見える色だから、あえて長そでを選んでたくし上げる。するとデニムのラフさとも波長が合い、キレイなのに力の抜けた佇まいに。きらびやかなゴールドパンプスをセットすれば、往年の女優のような凛とした雰囲気をかもせる。
発色を抑えたセットで浮かれず埋もれない
赤ニットTシャツ 27,500円/SLOANE(ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店) インディゴデニムパンツ 25,300円/ロク(ロク 青山) 眼鏡 48,620円/Oliver Peoples(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス) ゴールドバングル 28,600円/Jouete 黒バッグ 180,400円/スーザン・サツマリー(アルアバイル) 黒パンプス 56,100円/KATIM
ハイゲージのコットンニットのしなやかな風合いで赤Tをさらりと。インディゴブルーと赤のブレない関係を、正統派な黒小物でまとめて、さらにクラシカルなムードへ昇華。
デニムの安定感を味方に「軽い赤と重たい黒」
赤ニットベスト 63,800円/BARENA(三喜商事) 黒ストレートデニムパンツ 16,500円/ROLLA’S(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 黒レザーロングブーツ 18,920円/RANDA
素肌にまとったニットベストと黒スキニーで重+軽をバランス調整。一見センシュアルな赤の着方も、ロングブーツにデニムをINしたハードさに中和され、すぎない女らしさに着地。
1枚で絵になる「赤のテーラード」
女性らしさも引き立つミニマルな1つボタンジャケット。ダメージデニムを合わせた王道的な組み合わせも赤で鮮度が格段にアップ。
ルーズな赤シャツと耳元のパール
白シャツ以上に浮き彫りになる一粒パールの存在感。赤とブルーデニムとパールの白で、マリンテイストもそこはかとなく感じる品の良さ。
ざっくりと着たピッチ細めの赤ストライプ
ストライプながら、くすんだ色味で取り入れやすい。すそを巻いてあえて「なつかしさ」ただようスタイルに。バッグも赤を起用し、シャツと濃淡をつけた配色でシャツ&ブルーデニムのシンプルな装いにひと工夫。
白みがかった薄青デニムと透ける赤
上下コンパクトなシルエットでまとめると、コントラストの強い配色も難なくまとまる。デニムにはカジュアル感をおさえてクリーンな印象が増すハイウォッシュ生地をチョイス。
いつもの白Tを深みのある赤に更新
つまりぎみのクルーネックで、赤のニットTも上品。合わせるデニムもコンパクトにすると、大人びた甘さに仕上がる。小物にも赤を散らして、フレンチシックなイメージを。
上からデニムを重ねてほどよくキャッチーに
赤単色よりも白が入ることで軽快さが生まれ、かわいげのあるレトロとして作用するストライプ。少しあせたデニムジャケットのヴィンテージっぽさと相まって、味わい深さが増す。
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レイヤードもすっきり見える「キャミ+オープン」
ブルーダメージデニムパンツ 28,600円/RED CARD TOKYO(ゲストリスト) 赤タンクトップ 8,800円/AKTE 赤ロングキャミワンピース 19,800円/SNIDEL(SNIDEL ルミネ新宿2店) 白キャップ 6,500円/FreshService(フレッシュサービス ヘッドクオーターズ) 白トングミュール 35,200円/PIPPICHIC(ベイジュ)
立体感のあるカットソー生地を使用した、透け感のあるレースのキャミワンピース。深みのあるやや明度の落ちた色みだから、ガーリーに転ばず大人っぽいカジュアルが楽しめる。上半身には5つのボタンを配し、腰から下はオープンのデザインは上下ともにレイヤードのしやすい、着回し幅も広がる1枚。
【POINT】洗いにダメージ加工まで施した、どう着てもカジュアルさが残るブルーデニムとなら、インナーにも赤を選んだロングワンピも、気どらない仕上がりを約束。赤自体も少しカジュアルな風合いでとり入れて、テンションをリンク。
ダメージデニムを仕込んで高発色の赤をカジュアルダウン
ぶかっと着られるビッグサイズのワンピース。発色のいいトマトレッドのすそからほつれたデニムのぞかせれば、面積の広いソリッドカラーの印象に引っ張られず、気負わないルックスに好転。
キャミワンピの肌見せも好感度高く
潔く肩回りを見せたキャミワンピ。赤+肌見せがもたらすセンシュアルさをインディゴデニムが親しみやすくしっかりカバー。思い切りのいいアイテムとの仲をとりもってくれる、やっぱりデニムは頼れる存在。