これまでのTシャツよりも「とくにいいところがある」これからのTシャツ


手に取りやすい色、白と黒。その中でも明日使える即効性、ずっと着られる持続性。2つのバランスを兼ね備えたアイテムをピックアップ。



(CONTENTS)
①欲しかったのはこんな黒Tシャツ
②黒Tシャツの「上手な使い方」実例集
③普通に見えて「長所が際立つ」白Tシャツ


【1】こだわりポイント別「とくにいい」黒Tシャツ

秋までも、秋からも何気に出番の多いシンプルなTシャツ。その中でもとくに優れた部分がある「こだわりたいポイント」を満たず名品をご紹介。



とくに「美しいコンパクトな形なら」

「コンパクトなのに締めつけ感がない」うれしい矛盾

黒Tシャツ 4,400円/プチバトー(プチバトー・カスタマーセンター) 伸縮性に優れたオーガニックコットンを使用。心地よく肌にフィットし、体をキレイに見せてくれる。鎖骨が隠れる程度の開きすぎないクルーネックがきちんと感を助長。




とくに「上質な素材感にこだわるなら」

Tシャツでもエレガントな「ちょうどいいツヤ感」

黒Tシャツ 9,680円/スローン(ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店) さりげないツヤ感がある素材で、カジュアルに落ち着きがちなTシャツ姿を上品にクラスアップ。UVカット加工がほどこされているのもうれしいポイント。




とくに「着回しのきくオーバーサイズなら」

+細身のボトムもぴったり似合う「ちょうどいいオーバーサイズ」

黒Tシャツ 1,463円/ユナイテッドアスレ(キャブ) ロールアップしてもゆとりある5分そで丈で、ボトムに合わせてアレンジが可能。ボディラインを拾わないゆるっとしたシルエットだから、気になる上半身の厚みをカバーできる。




とくに「着心地重視なら」

肌ざわり良好な「竹100%の素材」

黒Tシャツ 9,900円/テイクス(Shinzone ルミネ新宿店) ブランド独自の「TAKEFU」と呼ばれる竹100%の素材を使用し、快適な着心地を実現。てろっとした落ち感のある風合いで、メンズライクなデニムやワイドパンツとも相性抜群。




とくに「スタイルがよく見える」

丈は短め・首元は高め・そで幅は広め

黒ボンディングTシャツ 26,400円/LE PHIL(LE PHIL NEWoMan 新宿店) 自立する首元と、キレイな形を保つハリ感。首は高く、丈は短いから重心が上がる。幅が広めのそでも腕の華奢見えにひと役。


【2】黒Tシャツで「秋まで乗り切る」コーディネート実例

ベーシックなアイテム・色がゆえに、どんなスタイリングにも対応する黒Tシャツは秋からのちょっと暑い日にも重宝する服。寒くなったらアウターを羽織るだけ。重くなってくる秋服との相性もいい黒Tシャツで「秋まで」のコーディネート実例集。



落ち着く色味とシルエットで柄も合わせやすく

マーメイドスカートに近いすそだけ広がる形。大胆にほどこしたフラワー模様も落ち着く色味でシックにまとまる。ミニマルな小物であくまでも服の存在感を主役に。




オーバーオールにしのばせる

気楽なサロペットに黒Tシャツをしのばせてさりげなく大人化。心地よくて過ごしやすい、リネン素材のサロペット。ともすると幼く見えがちなアイテムも、コンパクトな黒Tが入ると端正な印象に見違える。




かわいいピンクでハンサム思考

かっちりとした美形パンツは、マイルドなピンクでカジュアルダウン。まじめな印象をもたらす黒と一緒なら甘い色でも知性を保てる。


金ボタンのジャケットを黒Tでシャープに

金ボタンジャケットの正統派な印象を辛口に着崩すのが黒Tシャツの役割。いろあせたデニムパンツもほっこりせずきちんと大人ぶれる。




特徴的な素材のボトム合わせ

光沢感のあるサテン地スカートをカジュアルダウン。黒Tシャツでサテン地スカートをカジュアルダウン。ツヤのあるサテンスカートをマニッシュに、そしてカジュアルに転換。上下の素材に差がつくから、落ち感のあるシルエットを貫いてもだらしなさはなし。




キレをもたらす深スリットとサスペンダーの飾り

細身スカートにTシャツのすそをタックインしたスレンダーなシルエット。スカートのフロントに入った鋭いスリットや、サスペンダーのおかげで黒の無地でスリムに徹しても単調さはなし。足元も黒で統一。




少しだけINしてキレイめに

短め丈のボトムにも手を出しやすいルーズなTシャツ。ウエスト部分を少しだけのぞかせるひと手間で、メリハリを作りつつ脱力感は保てるというバランスアップ効果。きゃしゃなヒールを合わせた緊張感のある足元で大人っぽく。




ワイドパンツにINしてスタイルよくモノトーン

ごくシンプルだけど色褪せない、王道モノトーンの魅力を再確認。ワイドパンツでシルエットをゆるめれば、ハンサムに仕上げても緊張感がほぐれる。




普通に見えて「長所が際立つ」白Tシャツ

冬以外は年中、稼働率の高い白T。見た目はシンプルでも、形や素材感の「少しの違い」が印象を大きく左右。スタイルや着こなしに「メリットがあるから長く使える」名品を選抜。




「ペプラムライクで」エレガントな雰囲気

白ペプラム型Tシャツ 8,800円/アンヌーク ウエストにかけてカーブがかったラインが、ほのかに甘い印象。ブラウスの延長で着られるので、カジュアルになりすぎず好感度をキープできる。くびれてみえて自然とスタイルアップに貢献。




「スタイルUPもカバーも兼ねる」Aラインと前後差のあるすそ

白ノースリーブトップス 6,600円/LE PHIL(LE PHIL NEWoMan 新宿店) ほどよくつまった首元と、ひかえめに広がるすその対比がエレガント。バックにかけて丈が長めに設定されているから、OUTして着てもメリハリがつく。




「首まわりをキレイに見せる」絶妙なフィット感

白Tシャツ 1,500円/ユニクロ ユー(UNIQLO) クリーンなホワイトと厚めの生地がどことなく緊張感を漂わせる1枚。太く設計された肉厚な首元が、のっぺりとしがちなTシャツ姿に抑揚をもたらす。2枚目、3枚目…とストックできる価格帯も魅力的。




「肩まわりをカバーする」スクエア型

白ノースリーブTシャツ 16,500円/ザ・ニューハウス(アーク インク) タンク以上・半そで未満の丈感で、気になる肩幅をカムフラージュできる曲線的なフォルム。広く開いたアームホールからあえてインナーを見せることで、抜け感づくりに一役。