年中無休でワードローブを支える、デニムに似合う色こそ使える色の証。鮮度を上げる単色から、ときにはキレイを磨くための配色づかいまで。ベーシックにあきることなくかわいく進化するデニムに選ばれたカラーコレクション。
色使いが上手くなる「カラーリンク」の実例
気になる色を手軽にとり込め、なおかつシンプルな服装を手抜きに見せない。二つの効果を同時に得られる細部でカラーリンクする方法。1点で効かせず散らすことで、たとえ鮮烈な色でもバランスよく飾れる。
レディな赤小物のセット使いでデニムの無骨さを払拭

カジュアルなセットアップに合わせることでむしろ女っぽさが引き立つ、赤のポインテッドトゥパンプス。強気な色はヘアバンドなど離れた場所でリンクすると全体の引き締め役にもなる。
「合わせるだけ」のカラーセット
キレイな色こそ「2つで1つ」感覚で投入。トップスと小物の色をそろえる、小物どうしの色をそろえる、などシンプルコーディネートに「合わせるだけ」でバランスよく仕上がる6つの実例。
(YELLOW)
心地よさを高めるニュアンスイエロー

イエローニットカーディガン 27,500円/HER. イエローロゴキャップ 7,480円/SEA(エスストア) ベーシックカラーのように合わせる色に悩まず済む、エクリュ寄りのイエロー。けだるげな色は、ドライな質感のざっくりニットやキャップなど、デニムに似合うアイテムで気楽にまとって。ウエスト部分がフィットする形でスタイルアップも見込める。
(BLUE)
同系色の中でテイストMIX

ブルーバッグ 19,800円/HVISK(S&T) ブルースニーカー 12,100円/VANS(VANS JAPAN カスタマーサポート) デニムとスニーカーの直球でボーイッシュな装いも、ブルー系でそろえればスマートなまま。ボトムと靴でリラックス感が増すぶん、かっちりとしたブルーバッグで凜とした表情を補強。質感も形も異なると同色合わせも間のびしない。
(RED)
キャッチーな柄を鎮める真逆の赤をセット

白×赤ハート柄パジャマ(上下セット) 7,700円/プチバトー(プチバトー・カスタマーセンター) 赤ハンドバッグ 19,800円/BRIE LEON(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ともすると幼くなりがちなハート柄トップスを大人っぽくまとめるために、レザーのスクエアバッグと一緒に。真逆のテンションをぶつけて、柄のポップさを抑制。
黒小物感覚で使える紳士なグリーン

グリーンラインソックス 1,474円/ユナイテッドアスレ(キャブ) 眼鏡 31,900円/WAITING FOR THE SUN(LIGNESPRING) グリーンローファー 34,100円/G.H.BASS(G.H.BASS TOKYO) 硬派な印象がある深いグリーンは、マニッシュな小物できちんと感を強化。正統な黒小物の延長で使えるうえ、ひかえめなアクセントとしても活躍。
(PINK)
デニムや黒と合わせたい「肌の出る」ホットピンク

ピンクタンクトップ 24,200円/ATON(ATON AOYAMA) ピンクリボンヘアゴム 16,500円/ジェニファー・オーレット(ZUTTOHOLIC) ピンクビーチサンダル 3,080円/havaianas(ハワイアナスジャパン) こっくりとしたピンクのなつかしい色みは、スタンダードなデニムと好相性。映える色は主張を分散できるヘア、インナー、足元の3点づかいで。
(ORANGE)
コンパクトな形でフレッシュに

オレンジミュール 69,300円/PELLICO(アマン) オレンジロゴトートバッグ 5,500円/HOLIDAY(ホリデイ/フラッグシップサロン オフィス) 暑さに負けずに軽やかな空気感をまとえる、発色のいいオレンジ。無地の服に合わせるときには色が浮きすぎないように、細身のパンプスや小ぶりなバッグなどを選び、極力面積をおさえるのが賢明。
スタイリストがよく使う「コーディネートの作り置き」
たとえばコーディネートに迷う時間がない日。スタイリストたちはまず何を手にとる? 考えなくてもさまになる安心感や、そのあとの予定にひびかない気楽さときちんと感をそなえた、個性が光る特別な組み合わせに注目。
(STYLIST MEMBERS)
渡邉恵子さん/大人のリラックススタイルにつながる、上質な素材や色みを重視。 樋口かほりさん/流行にとらわれず新しさを生み出す着方や組み合わせに、業界内にもファンが多数。 岩田槙子さん/モードとコンサバを融合した、無難にならないキレイめスタイルで人気。 船戸唯さん/着心地はラフ、配色でスマートに寄せる、白黒アイテムを使った都会的なカジュアルスタイル。 出口奈津子さん/長くフレキシブルに使えるアイテム選びのポイントを熟知。 玉木歩乃花さん/細部まで抜かりのないMIXスタイルに技が光る注目の若手スタイリスト。
お堅いジャケット+カジュアルなトップス

「遊びゴコロのあるラフなロゴTとジャケット。ジャケットはダブルで肩パッドがしっかり入った、よりメンズライクなデザインが気分。Tシャツの上にさっと羽織れば、軽い打ち合わせにも対応できるかっちり感を得られます」(スタイリスト・樋口かほりさん)
黒を無難に見せない質感とデザインにこだわりを

「ベルトつきのパンツや、ゴールドビットローファーなど。アクセサリーをつけずともすでに飾り気のあるアイテムがあれば、トップスはごくシンプルでOK」(スタイリスト・出口奈津子さん)
知的な眼鏡とえりつきできちんと感を

「体型を拾わないオーバーサイズのポロシャツは、知的なネイビー・ルーズに見せない短め丈・えりつきでキレイめ方向に。えりつきトップス+眼鏡のコンビで品よく」(スタイリスト・玉木穂乃香さん)
そのまま仕事にもジムにも行ける

「スポーツウエアブランドならではの吸汗発散加工がほどこされたタンクとワイドパンツは、キレイな見た目に反して、抜群の機能性をそなえています。とくにパンツはストレッチが効いていて、動きやすさも十分」(スタイリスト・船戸唯さん)
脱力できるセットアップをかわいい色で

「服選びも着心地もとことんラクをしたい日には、コットン100%の着心地のいいカットソーとパンツのセットアップに頼るのが吉。ベビーピンクなら肌なじみもよく、リラックスしながら洒落感をプラスできます」(スタイリスト・岩田槙子さん)
ラクでシックな黒ワンピと足元のハズし

「1枚着るだけで、リラックス感と大人の品を両立できる黒ワンピースが軸。赤のVANSでカジュアルダウンしながら、手抜きに見せないアクセントに」(スタイリスト・渡邊恵子さん)
(全21選をすべて見る)
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