全方位で美脚 「後ろ姿にも差がつく」黒と白デニム
理想的な「ゆるくも細くもない」シルエット。そして前からだけでなく、デニムを穿くうえで見逃せない後ろ姿まで配慮が行き届いたデザインならさらに高い満足感が得られるはず。さらに「スタイルアップを約束する=ヒールじゃなくてもスタイル良く見える」名品のみを厳選。
目線を引き上げる「カラーパッチ」

ハイライズストレートの腰位置をさらに上げるはき口のアクセント

軽くて涼しい、和紙をMIX。ヒップラインにもキレイな丸みが。
「スラックスのように」ミニマルなヒップライン

うしろだけでなく横顔もすっきりと見えるよう工夫された差のつくワイド

ベルトやすそのステッチは最小限にとどめつつ、タックはあえて入れて腰まわりの立体感はキープ。ピンタック入りでフォーマルにも◎。
「あえての丸みで」目くらまし

後ろやサイドにふくらみをつくるタックやステッチでメリハリよく

ポケットなどは配して特徴は形だけに。
「小尻に見せる」ポケットのサイズと位置

ジェーン・バーキンから着想を得たデニム
深くとった股上が腰まわりをスッと引き締めながら、ヒップには小さめのバックポケットを配置。サイズ感だけでなく、その“やや高め”な位置こそがポイント。視線を自然と引き上げ、ヒップラインをコンパクトに整えてくれる。

どこか無防備で、自然体。それでいて絵になる後ろ姿。そんな理想を追いかけてたどり着いたのは、ジェーン・バーキンが愛したハイウエストデニム。余白を感じる後ろ姿は、ラフなのに気品が宿る。シャツをインするだけで、媚びないフェミニンが完成。計算され尽くしたディテールで、定番デニムに今のムードを。
ベルトいらずの「スーパーハイウエスト」

高さをとったベルト部分と後ろのスラッシュポケットで脚長に
ウエストをキュッとホールドしながら、脚のラインは驚くほどナチュラルに。ベルトを使わずともきれいに決まる——そんな理想をかたちにした「スーパーハイウエスト」デニム。

視線を引き上げるように高く設定されたウエストライン。幅広のベルト部分が腰まわりを包み込み、トップスをインしたときのくびれ感を自然に演出。後ろ姿にもこだわって、ヒップの高い位置に配したスラッシュポケットが立体感と脚長効果を発揮。ヒールでもフラットでも、スタイルが盛れるというより整う感覚。
「あの女優デニム」をオマージュ

マリリン・モンロー愛用の「くびれて見える深い股上のストレート」を再現
ボリュームトップスをウエストインしたときの“重心の上がり方”や、スニーカーでもサンダルでもすっと脚が長く見える絶妙なストレート感。何気ない佇まいに、確かな美しさを仕込んだデニム。ただ着るだけでシルエットごと整う感覚。

お尻は丸く、脚はまっすぐに補正。くびれを引き立てる深いウエスト位置、ヒップラインに沿ったカーヴィなカッティング、裾はほんのりラフにほどかれたような切りっぱなし。スミ黒と呼ぶにふさわしいフェードカラーが、シンプルなのに奥行きのある表情に。
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