Chapter 03
「ヴィンテージな甘さ」も生きる
それなりに盛っても違和感を覚えることなくなじむ。”飾りがいがある”のもデニムの特徴。フォルムやディテールにインパクトのあるヴィンテージな柄ものも、ノスタルジックな甘さへと落ち着く傾向が。
A-LINE ONE-PIECE ｜ “ガーリー”をクールダウン
フリルやギャザーをふんだんにあしらった都会的な甘さのAラインワンピがメイン。ジャスト丈の色浅ストレートデニムで”いなたさ”を加えデイリー仕様に。
ドットフリルワンピース 79,000円＋税／KAREN WALKER（カレンウォーカーギンザシックス店） デニムパンツ 16,000円＋税／CITY（ステュディオスウィメンズ新宿店） ピアス 2,300円＋税／MACOCITY（ROSE BUD） フラットシューズ 28,000円＋税／HENRI EN VARGO（ステュディオスウィメンズ新宿店） ワンピースの逆をいく”まじめ”な足元ではずすのも、ドレッシーな１枚をリアルに着るためのメソッド。
PUFF SLEEVE BLOUSE ｜ 甘い落ち着きをやんちゃにぶつける
パフスリーブブラウスの持ち味は甘やかなふんわり感。それをタイトなつなぎで引き立てる。”イイところ”は着方と合わせ方で、それとなく強調を。
ブラウス 9,800円＋税／ROSE BUD ポケットオーバーオール 45,000円＋税／マザー（サザビーリーグ） サングラス 19,000円＋税／A.D.S.R.（4K） サンダル 76,000円＋税／フリーランス（ストックマン） ただの花柄ブラウス×オーバーオールでは、往年のボヘミアンルックとさして代わり映えせず、新鮮味が足りない。首元に抜けのないハイネックプルオーバーブラウスとのコンビネーションだからこそ、ストイックな甘さが生きてくる。
FLOWER BLOUSE ｜ 小花柄がカッコいいの担い手に
限りなく黒に近いセンタープレスのトラウザーデニムの実直さが軸となり、甘さをもたらすはずの小花柄ブラウスが軽やかなりりしさを呼び込んだ好例。
花柄ブラウス 36,000円＋税／エキップモン（サザビーリーグ） デニムフレアパンツ 19,800円＋税／HYSTERIC GLAMOUR ゴールドピアス 12,000円＋税／デイヴィッドオーブリー（シティショップ） アシメフラットシューズ 29,000円＋税／miista（ジャック・オブ・オール・トレーズプレスルーム） 視線を上に誘導するスタンドカラーとデニムのセンタープレスが組み合わさり、全身の印象をすっとスマートに縦長に演出。
Chapter 04
甘いどころか「女っぽい」
ざっくり深めのVネックを、デコルテを生かしながらさらっと着る。ここでは甘さを「かわいげのある女らしさ」と解釈。”女は女である”的な姿勢をデニムで体現することで、まっすぐな色気が手に入る。
CACHE-COEUR ｜ カシュクールの”特別な色気”
女性らしい丸みを自然に生かすカシュクールはそれだけで十分な女っぽさ。デニムはメンズライクな要素もある１本で、脱力感をもたらす役割に専念。
カシュクールタイトニット 25,000円＋税／KLOKE（デューン） フレアデニムパンツ 12,000円＋税／Wrangler（リー・ジャパンカスタマーサービス） バッグ 6,900円＋税／ROSE BUD シューズ 22,500円＋税／SOL SANA（ジャック・オブ・オール・トレーズプレスルーム） 真っ赤なトップスの場合、ウォッシュの強いデニムだとカジュアル度高め。濃いめのインディゴデニムでキレイに仕上げるほうがベター。
V-NECK CARDIGAN ｜ 素肌も味方につけてしまう
ニットのボリューム感と、つややかな素肌感の対比が着こなしの醍醐味。×切りっぱなしデニムで演出したいのは”図らずもにじみ出てしまう色気”。
ボリュームスリーブショートカーディガン 25,000円＋税／BLACK BY MOUSSY（バロックジャパンリミテッド） ハイライズデニムパンツ 45,000円＋税／リダン（ビオトープ） 眼鏡 34,000円＋税／Native Sons（コンティニュエ） ミニショルダーバッグ 25,000円＋税／SANDQVIST（ジャック・オブ・オール・トレーズプレスルーム） シューズ 5,800円＋税／コンバース（コンバースインフォメーションセンター）