LEVEL03「安定の組み合わせをイメチェン」
トレンチコート+ワイドパンツやニット+デニムなど、慣れ親しんだ組み合わせが洗練されて見える理由とは?ありきたりを回避するコツをレクチャー。
KNIT + CHECK WIDE PANTS
□Difference「小物で旬とかわいげを足す」
ニットにチェックのワイドパンツを合わせたおじさん風ルック。レザーバッグなど渋めの小物ではなく、クリアバッグや赤いコンバースなど遊び心のある小物にしたことで差が出ていると思います。(出口さん)
TRENCH COAT + WIDE PANTS
□Difference「淡いトーンでそろえて軽やかに」
あえて同じ系統の色でまとめて、インパクトのあるサイズ感のアイテムどうしをなじませたのが新しい。これでバッグがミニだともの足りないし、黒で引き締めるのも退屈。色が重なってぼやっとした感じがかわいい。(渡邉さん)
ONE-PIECE + KNIT
□Difference「ざっくりニットでずるっと感を出す」
ニットを肩に巻くアレンジも、薄手のニットだとなんだかふつう。Aラインのワンピにオーバーサイズのニットをラフに肩がけすることで、だぼっとした立体感が生まれてこなれ度がUPすると思います。(渡邉さん)
T-SHIRT + DENIM PANTS
□Difference「こだわりが感じられる首のつまりぐあい」
ファニーなプリントTも、ぴたっとしすぎずゆるすぎずのサイズを選べばオシャレに見えます。だらしなく見せないためには、彼女のように首のつまった形がオススメです。デニムにタックINすると今どきに見える。(高木さん)
TRENCH COAT + SHIRT
□Difference「ブルーに変えてキレイにハズす」
そでからのぞくペールブルーのシャツが、ベージュトーンでそろえた上下に映える。ブルーってシャツによくある色で、まったく突飛ではないので試しやすい。華やかさをもたらしてくれるため、1つあると重宝しそう。(出口さん)
CHECK JACKET + SWEAT
□Difference「インナーを目立つカラーに」
ジャケットを重ねたら、スエットの子どもっぽさがかえって目立ち、やぼったく見える恐れも。ハズし役のスエットよりもカラーインナーを目立たせることで、スエットとジャケットがなじみ、バランスがとりやすくなる。(樋口さん)
JACKET + DENIM PANTS
□Difference「ダメージデニムで脱力感をプラス」
このジャケットにはインディゴデニムを合わせるほうが上品なのに、あえて色の薄いダメージデニムでカジュアルに仕上げたところが気になりました。中途半端な丈から肌を見せずにブーツでつないだところもオシャレ。(樋口さん)
COAT + DENIM PANTS
□Difference「オーセンティックなものだけ」
チェックのステンカラーコートがなつかしい。ブラウンのインナーを使ってとことん昔っぽく傾けたら、ふつうのブルーデニムもなんだか新鮮に見える。コートスニーカーを合わせて、THE・王道な感じに仕上げたところもかわいい。(岩田さん)
DENIM JACKET + DENIM PANTS
□Difference「ジャケットのようにかっちり着る」
薄い色のALLデニムだと古くさく見えそう。デニムジャケットは濃いめのネイビー&やや長めを選ぶと、大人っぽくモダンな印象。彼女のように髪をタイトにまとめたり、黒タートルを重ねたりすればきちんと感も十分。(高木さん)
KNIT + DENIM PANTS
□Difference「なつかしいものをたくさん使う」
最近よく見るスキッパーニットに、インディゴデニム、ダークブラウンのショルダーバッグと、レトロ感を凝縮させた着こなしが今また新しい。太いロールUPデニムを選んでモードっぽさを加えたMIXぐあいも高感度。(岩田さん)