ファッショニスタの装いがお手本|「定番アイテムのポテンシャル」を引き出すアレンジ術

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05 KNIT PULLOVER
RETHINK | 凝って見えるニットの組み合わせ


コートなしでニットを着られる季節が到来。春らしいベージュや白のニットは、ただ着るだけだと地味に陥りがち。ブラッシュアップに必要な+αとは?

● HIT予感のツヤ素材を合わせる

透けるニットでメリハリを


ニットに新鮮味を持たせるなら、シアーな素材がオススメ。ツヤのあるパンツを合わせ、質感に差をつけたところが上手。今季はこういうシャイニーなアイテムも注目株です!(岩田さん)

● BIGニット+シャツで個性を出す

白のかわりに総柄にチャレンジ


私もよくやるシャツとの重ね着。中が白シャツだとまじめっぽいので、柄をさしてメンズライクに傾けるのにハマっています。ニットのVラインギリギリまでシャツを開けてもよさそう。(高木さん)

● 同じ素材を重ねて立体的に

アシンメトリーな巻き方がモード


ニットを左右非対称に肩に巻いたら、エッジの効いたスタイルが完成します。同色を2枚重ねて厚みを出すことで、膨張して見えやすい白のニットに立体感が生まれてグッとバランスよく。(渡邉さん)

06 SWEAT
RETHINK | スエットを手抜きに見せないテク


ジャケットやニットとの重ね着が主流だったスエットも、春らしく衣がえのタイミング。ありがちな”近所感”をとり払い、感度を上げるコツをヒアリング。

● 暗色だけでシックに仕上げる

シャツを仕込んでスタイルUP


ワンサイズ大きいスエットにダボッとしたパンツを合わせて、小ださく仕上げたルックが逆にオシャレ。中のシャツとボトムを上品な濃紺でつなぐと脚長効果も期待できます。(岩田さん)

● 寂しい首元にスカーフを

ドット柄で少しレディに


スエット1枚だと首元が寂しいので、スカーフを巻いてアクセントを。スエットみたいにパジャマ風のアイテムはとくに、ひとクセ効いたアレンジで完成度を上げる必要が。(高木さん)

● スキニー合わせで強弱づけ

スエット以外は”きちんと”


ゆったりとした形のスエット以外、パンツやヘアスタイルはタイトを意識。無骨なフーディに対し、ショルダーバッグやパンプスと合わせる小物はすべてキレイめを選ぶことで、都会的に引き上げられる。(渡邉さん)