ファッショニスタの装いがお手本|「定番アイテムのポテンシャル」を引き出すアレンジ術

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09 WHITE SHIRT
RETHINK | “通勤着”と一線を画すシャツの着方


清潔感あふれる白シャツをひねらずに着た場合、オフィスっぽく見えてしまう可能性も。ONのイメージを払拭できる、配色と小物づかいをナビゲート。

● ゆるい白でやわらかい雰囲気 

スポーツバッグで大人のハズしを


プレーンな白シャツをコンサバに見せない秘訣は、ルーズなサイズ感にアリ。洗練された上下白をスポーティなウエストバッグでハズす、計算されたバランスも気に入りました。(渡邉さん)

● わざとまじめに昔っぽく

そのぶん小物でユーモアを


Aラインのスカートに合わせたレトロな格好。そこにキッチュな形のバッグや辛口なサングラスと、小物で遊び心をプラス。きちんとしているようで実はくだけたMIX感が好み。(樋口さん)

● アンバランスな重ね着でモードに転換

白×アースカラーでモダンに


ミリタリーシャツのそで口からBIGサイズの白シャツを大胆に見せ、モード感を演出したところが見事。白・カーキ・キャメルの3色に限定すれば、品よくシャレた仕上がりに。(岩田さん)

10 BEIGE JACKET
RETHINK | ジャケットが誇るスタイリングの幅


感度の高い人がこぞってとり入れているジャケット。なかでもベージュは、レディにもカジュアルにも傾けられて便利。ねらうべき形を着方とともに解説。

● フリルを仕込んでドレッシーに

とけ込む黄色で甘さを軽減


長め丈やとろみ素材がジャケットのかたい印象を和らげていますね。中に着たイエローのシャツとジャケットをなじませた重ね技もさすがです。フリルや総柄の派手なものを適度に落ち着かせられるのもベージュだからこそ。(出口さん)

● そぎ落としてトップスのように

全体的にボリュームをなくす


シンプルなトップスのようにも見える、ノーカラーのジャケットが新鮮。気張らず着ることができそう。パンツは細身、靴はポインテッドトゥとシャープなアイテムを組み合わせ、ミニマルに仕上げたところが潔くてステキ。(樋口さん)

● 今っぽい重ね着で脱・フォーマル

シャツは大胆に開けて着る


身幅の広いジャケットを、適当にえりを開けた白シャツとスニーカーでラフにくずしている感じがいい。ジャケットをきちんと見せたくないなら、BIGサイズが断然今年っぽいし、何も考えなくてもオシャレ見えするからラク。(高木さん)