デニムやゆるい格好がベースのカジュアル好きも、少しのまじめさが欲しいとき。「それなり」に見せるには、靴だけでなくバッグにもこだわる必要が。気合が入りすぎでもなくラフでもない。絶妙な見た目を演出できる逸品を、大きさ・素材・デザインに3つの基準を設けて厳選しました。
※バッグのサイズ表記はH=縦・W=横・D=マチで、単位はcmです(編集部調べ)。
SELECT POINT
カジュアルの完成度が上がるバッグの選択基準
( 1 )実用的なサイズ
あらゆるシーンでの使いまわしを考えると、A4サイズがすっぽり入る大きさが理想的。薄着になる季節、バッグが大きいと服とのボリュームバランスもとりやすい。
( 2 )ONにも使える素材
レザーやエコレザーにそなわる自然な光沢が、カジュアル服にクラス感をもたらす。やわらかいものを選ぶと親しみやすく、かためを選ぶとより知的な雰囲気に。
( 3 )ひねりのあるワンポイント
( 1 )と( 2 )を満たしただけのバッグはなんだかふつう。品のいい形と素材を選んだからこそ、遊び心のあるデザインや色をとり入れてひとクセ加えるのがベター。
01 VASIC
「さりげない白ステッチ」
Shrink leather H28 W35 D15
48,000円+税/VASIC(コード) 普遍的なデザインにひとさじの遊び心を効かせたN.Y.発のバッグブランドVASIC。シュリンクレザーのソフトな風合いが、エレガントさを演出してくれる。側面の結び目と白ステッチがほかと違うポイント。
02 GIANNI CHIARINI
「派手すぎないメタリック」
Cow leather H33 W25 D10
37,000円+税/GIANNI CHIARINI(ジャンニ キアリーニ 表参道店) やわらかなレザーを使用し、全面シルバーでも装いになじむ。薄くてコンパクトながら、雑誌も収まる実用的なサイズ感。長さの違う2種類のハンドルつき。
03 ADINA MUSE
「スタイリッシュなワンハンドル」
Eco leather H26 W37 D10.5
23,000円+税/ADINA MUSE(ADINA MUSE SHIBUYA) すっきりとしたシルエットと深いネイビーに品のよさが漂う。注目株のワンハンドルが、どことなくクラシックなムードを演出。背面にはファスナーポケットがついていて機能的。
04 ATP
「旬を語れるパイソン柄」
Calf leather H35.5 W25 D12
66,000円+税/エーティーピー(ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店) しなやかなレザーにパイソン柄をドッキング。オレンジみのあるキャメルなので、アニマル柄もきつく見えずエレガント。ストラップが太く、肩がけしても疲れにくい。