HER PINK 05 ;
「淡いベージュとも親しめる」
品のよさをたたえる半面、かけ合わせることでぼんやりすることもあるニュートラルな2色。シャープなIラインを意識することで、強さとはかなさが同時に手に入る。
pale pink + light pink
優等生におさまらない透明感のあるベージュを重ねる
ピンクテーパードパンツ 28,000円+税/Theory(リンク・セオリー・ジャパン) 共布ベルトつきライトベージュオーガンジーコート 53,000円+税、ライトベージュニット 28,000円+税/ともにebure サングラス 32,000円+税/BLANC ショートブーツ 34,000円+税/ファビオ ルスコーニ(ファビオ ルスコーニ 六本木店) あいまいなピンクでも切れ味のよさを保てるテーパードライン。ベージュコートといえど、定番のトレンチだと無難なところ、透過性のあるコートでモード感を上乗せ。
HER PINK 06 ;
「なかでも響きのいいピンク」
パウダーピンクやベビーピンクなど、言葉だけでもときめく、ピンクの名称。そんな響きと結びつく素材感にも着目すれば、見た目だけじゃない、ピンクによる幸福感がまた高まる。
[mauve pink]
「高貴」という花言葉を持つ葵の色で、パープルがかったトーンが特徴。秋冬らしい、くすんだ落ち着きのあるピンク。
[baby pink]
ピュアな薄いピンク。イメージどおりのソフトな素材もいいけれど、あえてサテンなど「逆」で裏切るのも大人の選択。
気高いニットと機転のきいたサテンパンツとのワントーン
モーヴピンクニット 16,000円+税/イエナ ラ ブークル(メゾン イエナ) ベビーピンクサテンパンツ 18,000円+税/BASISBROEK(プーオフィス) ショートブーツ 26,000円+税/コルソ ローマ9(フレームワーク ルミネ新宿店) あたたかみのあるウールピンクパンツでも成り立つところ、それぞれの素材の特徴をきわ立たせるべくサテンを採用。
[powder pink]
粉のようにはかないピンク。響きに合わせ、スエードなどマットな素材を選べば、めざすべき印象が定まりやすい。
マットなピンクの足元でニットパンツにさらなるぬくもり
〈左〉パウダーピンクショートブーツ 37,000円+税/TSURU by Mariko Oikawa 白シャツ 11,575円+税/COS(COS 銀座店) グレーウールニットパンツ(10月展開予定) 23,000円+税/nagonstans クラシックなムードを高めるバックルつき。
HER PINK 07 ;
「ピンクに隙は必要ない」
繊細さを感じさせる軽やかなピンクは、ある意味それだけで抜け感として作用することも。メンズライクに振り切った直線的なパンツでも、色の操作で、品よく穏やかに着地できる。
mannish slacks
親しいトーンだからちょうどいい「形だけ硬派」な四角いシルエット
ピンクワイドパンツ 22,000円+税/ソブ(フィルム) べージュトップス 31,000円+税/ELIN(クルーズ) サングラス 35,000円+税/モスコット(モスコット トウキョウ) クラッチバッグ 53,000円+税/ア バケーション(フレームワーク ルミネ新宿店) ショートブーツ 12,990円+税/SLY(バロックジャパンリミテッド) つまったネックラインのトップスも、「隙のなさ」に貢献。媚びない小物がよく似合う。