STYLIST TALK ROOM
「スタイリストの私的アウター計画」
岩田さん:Selected 4の赤いダッフルコートがすごく好み! ダッフルって、かための生地のものが多いですが、コレは落ち感やゆとりがあって品もいい。シーンやテイストを選ばず使えそう。
渡邉さん:子どもが小さいので動きやすさはマスト。それでいて、打ち合わせなど仕事場で着ても「それなり」に見えるもの…となると、Selected 4で紹介したエブールのコートように、きちんと感のある色で、カジュアルダウンもしやすい素材っていうのが、理想的だなと思いました。
出口さん:実用性がやっぱり重要ですよね。職業柄、ロケなどで長時間外にいることが多いので、最近よく見る都会的なデザインのダウンは気になりました。去年はカジュアルなものがほとんどな印象でしたが、今年は細身だったりウエストがシェイプされていたり、とにかく女性らしい形が多い。
石関さん:私がSelected 3で紹介したジェーン スミスのダウンのように、キレイ色も目新しくていいよね。1つ持っておきたい。
高木さん:ダウン=アウトドアなイメージがなくなりましたね。Aラインで薄手のダウンを、去年から探し続けている私ですが、Selected 3で紹介したフレイ アイディーのダウンはまさに理想どおりの形! 高すぎないプライスも、高評価。
樋口さん:コスパのよさでいうと、COSのコートもオススメ。今っぽいオーバーシルエットかつラインもすごくキレイで、ハイブランドのコートのようにも見えるんだけど、実は3万円台と手にとりやすい。今季もかわいい型が出ていました!
●GISELe STYLISTS●
YASUKO ISHIZEKI
創刊からGISELeを支え続ける敏腕スタイリスト。キレイめ×カジュアルなど、相反するテイストを掛け合せたスタイリングが得意。
KEIKO WATANABE
大人の気品や女性らしさをちりばめたスタイリングへの支持が高い。リアルにとり入れやすい着こなし提案も人気の理由。
KAORI HIGUCHI
GISELeの表紙のスタイリングを毎号担当。大人に似合うことをモットーに提案する、カジュアルなコーディネートにはファンが多数。
MAKIKO IWATA
多くの企画を担当する看板スタイリストのひとり。キレイめシンプルを得意とし、旬のキーワードを品よくとり入れて紹介してくれる。
NATSUKO DEGUCHI
小物やカラーでハズしや遊び心を加えた、カジュアルスタイルが定番。最近は、くすんだキレイ色に惹かれることが多いのだそう。
CHISATO TAKAGI
ヴィンテージ服やメンズアイテムにインスピレーションを得たセレクトで人気。キャッチィな色柄の使い方にも注目が集まる。