リラックスしたシルエットでも上品に見える。そんなコーディネートの支持が厚い今シーズン。そんな着こなしを作る基本テクニックをスタイリストに取材。そこから見えてきた冬にあると重宝するアイテムとは?
(関連記事)
≫定番服でも「今っぽい」スタイリストが使うテクニック
【小物づかいの総まとめ】
コーディネートに品のよさを補いたいとき。合わせる服との相乗効果を想像して選ばれた、今季らしい小物をピックアップ。
1.穏やかなベージュにカチューシャのアクセント
「ボリューミィなカチューシャを1つ足すだけで、シンプルな装いもクラシックに見えて、一気に感度が上がる。ベロアやサテンなどニュアンスのある質感を選べば、より女性らしい仕上がりに」(高木さん)
2.ゆったり服にはスクエアバッグで切れ味よく
「やわらかい印象のコートや丸みのあるニットを着る時期、何かしらシャープな要素を加えてバランスを調整したい。写真のように角のあるバッグを使うと、ほっこり感が緩和されて洗練度UP」(岩田さん)
3.トップスとアクセをブラウンで統一
「大ぶりな形とブラウンの色みが今っぽい。服に使われている1色とアクセのカラーをそろえると、まとまって見えると思います。リンクさせるのが難しい場合、リップを茶系にするのもオススメ」(樋口さん)
4.首詰まりトップス+小さめパールでパリジェンヌのように
「人気が再燃しているパールのアクセサリー。とり入れるなら、古く見えない小粒パールのネックレスをリコメンド。チョーカーくらい短めのものを選び、首つまりのニットに重ねるのがかわいい」(高木さん)
5.赤ニットともうまくなじむボルドーのブーツ
「意外と合わせやすくてオススメなのがボルドーのショートブーツ。黒ほど強くなくてブラウンほどほっこりしない絶妙なさじ加減で、撮影現場でも褒められることが多いです。赤いニットとも相性抜群」(渡邉さん)
6.タイトなニットを緩急づけるもこもこストール
「グレーやベージュなどあいまい色のニットストールは、ふんわりとした素材感と相まって、表情をやさしく見せられるのでオススメ。写真のようにぐるぐると巻いたら、小顔効果も見込めます」(渡邉さん)