【海外SNAP】スタイリストがひもとく「ヒントにしたい着方」5つの傾向

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2020年春夏のコレクション会場に集結した、ファッショニスタたちの装いをリポート。今すぐ参考にできるトピックスを、GISELeのスタイリスト陣が解説します。

今っぽさをつくる「スタイリングの柱」
オフランウェイでもミニマル&エフォートレスな着こなしが浸透。なかでも目立った傾向から、ヒントにしたい着方をスタイリストたちに語ってもらいました。

 COLOR 
KEEP TO A MINIMUM
「色もデザインも最小限に」


1.「実はエレガントな配色」

2.「黒のパンツが効かせ役」

3.「よく見るとレザー」

4.「上下で異なる素材感」

高木さん:シンプルに徹した装いは、シルエットバランスが重要。地厚なハイネックニットにBIGジャケットを重ねた1は、上半身にボリュームを集めたバランスが高感度。この冬、2のようなレザー素材のハーフパンツにも注目しています。ヒールを合わせて足元はきゃしゃに、逆にトップスはゆったりめのニットをON。上半身とのメリハリ感が新鮮で、目を引きました。
樋口さん:質感に変化をつけられるレザーアイテムは、1つ持っていると便利かも。あまり色を使っていないから落ち着いて見える3も、セットアップの素材がレザー。シンプルに見えて、実はレザーっていうところに遊びが効いている。
石関さん:上下で素材感を変えた4の着こなしも、シンプルの中にニュアンスがあってオシャレ。シャツのえりを上までかっちりとめ、あえて肌をおおったハンサムな感じも、彼女の雰囲気に合っていていいなと思います。