旬素材であり、目新しいデザインも落ち着かせる。まずはレザーで話題の小物をピックアップ。引き締め力の高いハードな質感に加え、しなやかに深みを足すスエードもこれからの軽快な装いに欠かせない。品よく整う2つの素材から、先を語れる靴&バッグを更新!
※( )内の数字は、バッグは縦×横×マチ、靴はヒールの高さで、単位はcmです(編集部調べ)。
RESEARCH
コレクションから読みとる「これからの傾向」
各都市で行われた春夏コレクションから、押さえておきたいキーワードをキャッチ。まろやかな色みやかっちりとしたシルエットなど、派手ではなく“上品な強さがある”デザインがラインアップ。
TOPIC 01
「涼しげな素材はレザーと一緒に」
ひと目で鮮度が上がる、ラフィアやキャンバスなどの春夏素材は今年もマストアイテム。レザーのマットな素材をドッキングしたものなら、軽やかさがおさえられ、浮かれた雰囲気も払拭できる。
TOPIC 02
「変型はさらに凝った形へ」
服がカジュアルでも、都会的に引き上げてくれる個性的な形のバッグ。毎年豊富なバリエーションがあらわれる中、細かくカットワークされた、より複雑さのあるデザインが旬を語るポイントに。
TOPIC 03
「奥行きをつくるあたたかい色」
淡い色が多くなる季節に、あえてダークカラーの小物に視線が集中。これから薄手の服装になっていくため、あたたかみを感じるコクのある色みが、落ち着きと気品を加えるのに好都合。
TOPIC 04
「サンダル以上パンプス未満」
レザーでしっかりと甲をおおった、きちんと見えするつっかけシューズから目が離せない。かかとがないラフな見た目と、足をホールドする甲面積の広い形で、カジュアルとコンサバをいいとこ取り。