装い全体のバランスを左右する、ボトムと靴の関係性に着目。腰から下に焦点をあて、GISELeで紹介したコーディネートを洗い出し、よくはくボトムに適した靴選びを指南します。
※コーディネートは、GISELe2019年4〜8月号、2020年3〜5月号で紹介したものです。
FLAT PUMPS
上品な見た目でONにも活躍するフラットパンプス。低いヒールに適度な抜けがあるおかげで軽快なボトムとも好相性。
A / B
MINIMAL BLACK
ナチュラルな風合いを締める「肌感のある黒」
Contrast with linen
リネンボトムを都会的なムードに引き上げるなら、足元には先細の洗練された黒を。甲がしっかりのぞくデザインなら黒も重くなりすぎず、軽い素材感と調和がとれる。トップスも濃色でそろえ、まとまりを出すとベター。
C / D / E
PYTHON PATTERN
キレイめボトムに「辛口なパイソン」
Neo conservative
知性を感じさせるクリーンなボトムの更新に、パイソン柄のパンプスが有効。コンサバに陥りがちな足元にほどよい強さを与えつつ、品のよさもキープ。柄に存在感があるぶん、ほかのアイテムはシンプルで十分さまになる。
F / G / H
NUANCE BROWN
暖色ボトムと「ブラウンのグラデーション」
Warm color gradation
赤やピンクのカラーボトムには、トーンの近いブラウン合わせがまちがいなし。レザーかスエードを用いた端正な1足なら、女性らしさをそこなわずに、色の主張をほどよくなごませられる。足首を見せてやぼったさを回避。
I / J
PLAYFUL WHITE
シンプルな白には「遊びの効いた白」
Refresh white
ほかの色とのコントラストがつきやすい白ボトム。シンプルな見た目に仕上げたいなら、同色のパンプス合わせが賢明。PVCをドッキングしたデザインやWストラップなど、白の範囲内でひとクセ効かせて脱無難に。