POINT
17.ヘアアクセもトップスと同じ黒にすることでまとまり感が出るし、いっそう縦長のシルエットもきわ立って見える(樋口さん)。
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21.旬のシースルーをとり入れつつ、レザーで締めているから品も保てる。カジュアルにもキレイめにも転ばせやすそう(石関さん)。
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23.バッグがナチュラルなぶん、足元には女らしいヒールを。バッグ以外キレイめに徹したら、ラフな素材感が引き立つ(出口さん)。
スタイルUPを見込める服とシンプルを更新する注目小物
高木さん ベージュや色ものに目がいく半面、いつも以上にモードな黒も気になります。白をさしたり肌を見せたりしたくなる黒ですが、インナーも小物も真っ黒で統一した13は潔くてカッコいい。
樋口さん 去年から引き続き多く出ているジャンプスーツ。クリーンな白を選べば、武骨さが中和されてメンズっぽくなりすぎない(14)。すごくシンプルなので、茶系の小物を合わせてぬくもり感を添えるとベター。
岩田さん オシャレに見えるオーバーサイズが着たいけれど、体型カバーも気になるなら、ストライプを選ぶといい(15・16)。自然にIラインを促してくれるから、リラクシーなシルエットでもすっきり見せられます。
渡邉さん アクセントにもなるし、脚もほっそり見せられる16のパンツが好み。
樋口さん しなやかなサテンも、縦落ち感の演出に効果的。17はカジュアルなアイテムを使っていながら、サテンの光沢と黒×グリーンの色合わせにより上品な仕上がり。
岩田さん カーキと若草色のグラデーションが高感度な18は、肌感のあるシアーなブラウスを合わせたところもポイント。色気の漂う透け素材は、このくらい渋いカラーを選ぶと大人っぽさを保てます。
樋口さん 19は若草色のジャケットと赤い柄スカートのレトロな雰囲気に、黒のレザーブーツで強さを加えたバランス感覚がオシャレ。
石関さん 20は愛用者の多いボッテガ・ヴェネタのバッグ。ソフトネオンの甘さとアシメスカートのモード感、テンションの異なるアイテムどうしの合わせで、完成度が上がる。スリーワン フィリップ リムのバッグ(21)もすごく好き。上品なセットアップに、カジュアルなメッシュバッグを携える組み合わせ技もさすがです。
高木さん ハズし役として、手軽にとり入れられるヘアアクセもオススメ(22)。デニム×デコラティブなメタリックやスーツ×ガーリーなシュシュのように、これも服と相対するデザインをとり入れるとうまくいきますね。
出口さん 今月号でも企画を担当しましたが、大きいかごバッグも豊富にそろう。23のように、都会的なスタイルに合わせて品よく持つのが新しいなと思いました。
Selector :
GISELe STYLIST
YASUKO ISHIZEKI
創刊からGISELeを支えるベテランスタイリスト。着映えするシルエットやキレイな発色のアイテムの提案が得意。
KEIKO WATANABE
動きやすくて品もいい、アイテム選びに定評アリ。スタイルUPをもくろめるシルエットにも独自のこだわりが。
KAORI HIGUCHI
GISELeの表紙のスタイリング担当としてもおなじみ。シンプルなのにさまになる絶妙なデザイン選びに支持が多数。
MAKIKO IWATA
キレイめな形をベースに、旬の要素をとり入れたスタイリングが鉄板。遊びの効いたキャッチィな小物選びにも注目。
NATSUKO DEGUCHI
辛口シンプルなコーディネートが定番。GISELeでは小物企画を担当することも多く、itブランドを数多く把握している。
CHISATO TAKAGI
私服はメンズライクなシルエットや素材のアイテムが多め。カジュアルなのに女らしさも漂う、サイズの選定も絶妙。