4. RELAX FEELING
(甘すぎない)
「すその個性で大人を保てる」
甘く響く、「ピンクのロングドレス」というフレーズ。どこかにクセを含んだ一筋縄ではいかない1着なら「意味深なかわいさ」を切り開ける。
ネーミングも美しい
「まどわせるピンク」を
「夏の月影のドレス」と名づけられたMARIHAの定番ドレスにピンクが登場。はぎ合わせたようなすそによる優雅なゆれ感には、紳士なローファーといった大人のハズしがよく似合う。
5. MINIMAL MODE
(無難じゃない)
「モードになれる見慣れないフォルム」
スタイリングの幅に対応させやすいのは、手軽にとり入れやすいバッグをはじめとする「小さきピンク」。ふつう以上のシェイプで品よくモダンを意識。
気楽なブルーの中で異彩を放つ
オブジェのような迫力
丸みのあるベビーピンクなのに甘さを感じさせないのは、上質なレザーとディテールのムダのなさによるもの。リラクシーなブルートーンとのコントラストが楽しい。
6. COOL & SENSUAL
(媚びてない)
「ツヤがあるぶん色みは渋く」
あからさまに色っぽくなりかねないピンクも渋さを加えることでいやみに見えない。全体の配色もトーンダウンさせてこそ大人。
ブラウンに落とし込み
あえてピンクをくすませる
くすんだトーンとひかえめの光沢感だから、サテンキャミソールでも派手じゃない。ブラウンとゴールドアクセの、異なる重厚感を味方につければ、グラデとなる「もう1つピンク」を重ねる余裕も生まれる。