05
orange = seasonless
「先につながるオレンジ」のさし色
日差しの下で映えるオレンジは、秋の配色にもなじみのいい万能選手。ブラウン感覚で使える色みなら、アイテムを選ばず手にとりやすい。
black / greige.涼しげなモノトーンの上下に、暖色のさし色で女らしさを上乗せ。風をはらむ軽い質感なら、派手な印象になりにくい。white + black.鮮烈なオレンジを肩がけし、プレーンな白Tをメリハリづけ。黒のIラインボトムでそぎ落とせば、目を引く色をさしてもクールなまま。brown.オレンジの先細パンツで、ストライプとのグラデをつくるように。色のリンクにより縦線もきわ立つ。
06
break time
「甘美なスウィーツがインスピレーション」
見た目も美しく愛らしいスウィーツから着想すれば、マンネリに陥りがちな色合わせに新たなアイディアが。定番色をベースに足したい色をリサーチ。
a.b.「さわやかなチョコミント配色」濃厚なブラウンをリアルタイムで着るなら、少しフレッシュ感があるといい。すがすがしいミントカラーのアクセントが、クラシックな茶系に個性を演出。バッグやシューズで軽さを出すとベター。
c.d.「ショートケーキ的に紅一点」赤をポイントに使うなら、いちごののったショートケーキをイメージソースに。赤の面積が多いときつい印象になりやすいので、エレガントな白系の装いに1点効かせるくらいがいいあんばい。
e.f.g.「まざり合うストロベリーパフェ」ベリーソースとアイスクリームがとけ合うようなグラデーションで女性らしく。複雑に見えて、近いトーンを自由に重ねるだけで意外と簡単。
h.i.「白多めのクリームソーダ」メロンソーダやレモンスカッシュに浮かぶアイスの白が着想源。さわやかさと正統なイメージを兼ねる配色にならい、着慣れた白をブラッシュアップ。白の分量が多めなら、品よくONにも通用。