CAST 3
TRAD JACKET
a.「デニムシャツでお仕事ジャケットの力を抜く」
映画版SATCのスタッフが衣装を手がけた『マイ・インターン』。注目はアン・ハサウェイ演じるファッションサイトの女性社長・ジュールズの肩ひじ張らない仕事服。プレードジャケットのインナーにデニムシャツを仕込むなど、親しみやすいけれどデキる女性を演出するアイディアの宝庫。
b.「つなぎで見せるマニッシュな一面」
チェックジャケット×つなぎがボーイッシュなゴールディ・ホーン(左)。第2次世界大戦中、軍用機工場で働くケイを演じた『スイング・シフト』のワンシーン。友人ヘーゼル(右・クリスティーン・ラーティ)のワントーンルックにも注目。
CAST 4
CHINO PANTS
a.「女らしさがむしろきわ立つとことんメンズライク」
当時大流行した“アニー・ホール・ルック”。実はアニー役のダイアン・キートンの私服とラルフ・ローレンのメンズの衣装をMIXしたもの。チノパンにネクタイを合わせた少年のようなたたずまいが、アンドロジナスな色気を感じさせる。
b.「カジュアルパンツに必要なウエストのくびれ」
シャツ×チノパンのラフさも、ウエストのくびれで淑女モードへとシフトする『インドシナ』でのカトリーヌ・ドヌーブ。品のいいレザーベルトをきちっと締めて、スタイリングにリズムをつけて。