ごくベーシックなコンパクトな黒のリブタートルは、万能がゆえに器用貧乏になりがちな服。そこでシーズン最後まで「もっと」「確実に」オシャレに着ていくためのテーマを設定。定番服でもスタイルよく見える重ね着やボトムの選びの正解。その普遍的な魅力をあらためて感じられるコーディネートをシミュレーション。
THEME-1
【紳士風のアレンジ】
見慣れた組み合わせや配色に新鮮味が欲しいとき、柄や色をさすのが簡単な手段。それぞれの色柄から連想できる小物で飾れば、まとまりがよく凝った仕上がりに。
気楽なセットに風格を生むチェックコートの重厚感。ぬくもりあるニットと薄色デニムの気どらないワンツーに、オーバーシルエットのコートをはおるだけ。ブラウン×チェックによる味わいが入って、一気にクラシカルな雰囲気へ。
THEME-2
【ラフなトップスをキレイに正す】
ロゴスウェットやゆるニット。ラフでルーズなトップスも黒タートルと一緒ならキレイめな印象にシフト。
黒で整えてロゴスエットをキレよく。大人っぽく着たいとき、カギとなるのは落ち着く配色。ニットのハイネックとスカートの縦落ち感にロングブーツ。3つの黒がIラインを強化し、キレが加わる。
THEME-3
【スタイル重視の日にこそ出番】
ニットの厚みに緩急がつくボトム選びと目線の上がる小物づかいを意識すれば、ニットでスタイルアップも容易。
コンパクトな上半身を引き立てるプリーツと短めのバッグ。脚長効果を見込める立体プリーツのスカートに、ニットは潔くタックIN。ショルダーストラップを短く調整したバッグをななめがけにすれば、視線が上に誘導されて見た目もすらりと。
≫(次ページ)≫【全17パターンの着回し一覧へ】「黒タートルの良さが出る」着回しコーディネート実例集
【SUMERRY】
コートに頼らず暖かく
上品なカラーブロック
キレイめ軸でメンズライク
親しみやすく女らしく
サブでの上手い使い方
キャリア風にワーキングスタイル
悩みなしのワントーン
ニットに見えないニットどうし
白と黒・ツヤとニットのいい関係
好バランスなWタートル