「肌あたりがよく上手に塗れる」 メイクのプロが使い続けているスポンジの名品


プロも使い続ける「ファンデ塗布時の名品」


いつものファンデの完成度をもっと上げるために、プロたちが口をそろえて言うのは「塗るツール」。同じファンデでもスポンジやブラシを使ったかどうかで仕上がりは大きく変わる。プロの愛用品を含め、塗るときに欠かせない相棒を収集。




ヘアメイク・スガタクマさん愛用

たたき込むように塗布


&be ブラックスポンジ 770円/Clue 「肌当たりがよく、するするとすべりがいいので摩擦が起きづらく使いやすい。スキンケア、下地、ファンデなど一連の流れをすべてこれでやっています。黒いからファンデの汚れが気にならないのも好きなポイントです」(スガさん)

ヘアメイク・小澤麻衣さんの愛用

塗りやすい斜めカット


SIXPLUS 多機能メイクスポンジパフ(ピンク) 990円/勝美商事 「やわらかく弾力のあるスポンジです。斜めに切り落とされた面があるのが特徴。額などの広い範囲にも塗りやすく、ムラなくキレイにのばせます。先端で小鼻など細かい部分も塗れるからいい」(小澤さん)




ヘアメイク・笹本恭平さんの愛用

肌触りのいい風合いに変化する


ロージーローザ ジェリータッチスポンジ ハウス型 6P 528円/ロージーローザ 「水を含ませると肌ざわりのいいプルプルの風合いに変化するスポンジ。ファンデーションを塗ったあと、チークを塗る前にこのスポンジを使い、肌をなでるようになじませて。ファンデーションと肌を一体化させると、次につけるチークのなじみがよくなります。ファンデーションを塗るときにもこれを使えばさらにキレイ」(笹本さん)

ヘアメイク・木部明美さんの愛用

まとめ買いする理由がある


ROI プロフェッショナルスポンジ 1,320円/ROI 「リキッド、クッションファンデから、クリームチークにも使えるユーティリティスポンジ。キメが細かく弾力のある素材なので、余分なファンデをしっかり吸収し、厚塗り感のない肌へと仕上がります。楕円形で目尻や小鼻などの細かいところにもフィットさせやすいので、ストックするために複数買いしています」(木部さん)




モデル・俳優 千國めぐみさんの愛用

しずく形のモチモチパフ


ムーンショット マイクロ コレクト フィット クッション SPF50+ PA+++ 2,750円/シンビ ジャパン 「先がとがっている形が使いやすくて、かえのパフをムーンショット以外のクッションファンデーションにも使っています。パフの感じもモチモチしていて肌あたりが気持ちいいし、フィット感がしっかりあります」(千國めぐみさん:モデル・俳優)

ビューティスタイリスト・田中亜希子さんの愛用

この形状に意味がある


ティアドロップパフ 1,100円/エトヴォス 顔のどの部分にもフィットするこだわりのティアドロップ形で、水にぬらすと数秒で2倍サイズにふくらむ。粉ファンデのドライ/ウエット2WAYをこなせる。「チークもファンデもこれさえあればどこでもすぐ&完璧にリタッチできます」(田中亜希子さん・ビューティスタイリスト)




ビューティライター・AYANAさんの愛用


 
小回りが利くからいい


五角スポンジ(4個入り)660円/シュウ ウエムラ 「コンシーラーやハイライターなど部分づかいの、ベースメイクのサブとして使っています。小鼻まわりなど細かいところも小回りが利き、肌あたりもソフトなのでノンストレスです。同じくシュウのシンセティックのアイシャドーブラシ10とともに長年愛用しています」(AYANAさん・ビューティライター)

「塗らない・順序は逆に」メイクのプロが使っているベースメイクのテクニック

同じようなコスメを使っていても仕上がりが全く違う。そんなプロのヘアメイクたちが現場で行っている、ベースメイクの本当の正解・マル秘テクニックをこっそり公開。ファンデやコンシーラーそのものでのカバー・さらにテクニックでのカバーを上乗せした、今日からすぐに役立つテクニックは必見!


【MEMBERS】
(塩沢延之さん)mod’s hair所属。GISELeの表紙ヘアメイクを担当。伸ばしたり重ねたりするのが容易にできるため、ファンデはブラシで塗る派。シャネルのレ ベージュ オーデゥタンを買うとついてくるブラシを愛用。 (スガタクマさん)質感をたくみに操り、絶妙な抜けを生み出すメイク。ナチュラルだけどキレイに見えるベースメイクに定評。 (小澤麻衣さん)mod’s hair所属。GISELeではファッション特集のヘアメイクを多く担当。光を反射することでワントーン明るく見えるような、保湿された肌が好き。 (木部明美さん)PEACE MONKEY所属。鮮やかな色づかいのカラーメイクにファンも多数。




【顔全体にファンデは塗らない】

「足りないと思うくらいの量を顔の中心につけるのがオススメ。生え際を塗らないことで厚塗り感は出ず、老け顔になることも回避。あえてワントーン明るめを選べば、小顔効果も発揮できます」(小澤さん)

【コンシーラー→ファンデの順に塗布】

「ファンデはコンシーラーと肌をなじませる役割。そのためコンシーラーを塗った箇所から薄くのばしていくイメージで塗ります。こうすればもともとの肌がキレイと思える自然な肌に仕上がります」(塩沢さん)




【下地は2種類をまぜて使用】

「ベージュ系の下地だと肌なじみはいいけどくすんで見えてしまうので、ピンクの下地を少量MIX。ピンクの下地だけだと白浮きする悩みもまぜることによってほどよくトーンアップ」(木部さん)




【1トーンから2トーン下げたファンデの色を】

「ナチュラルな血色感を意識するため、使う色は肌よりも1トーンから最大2トーンは下げたものを選択。さらにベースは肌の色みを問わず、オレンジ寄りのイエローにするとよりナチュラル」(スガさん)




【のばさずたたくように塗る】

「ベタッとのらないようにファンデを薄く重ねていくことを意識。リキッドやクッションを問わず、空気を含むように細かくたたきながら乗せると、カバーはしているけど厚塗り感が出ない」(スガさん)




【ファンデでクマやシミは隠さない】

「気になる肌トラブルはファンデだけでは隠れないので、潔くコンシーラーに頼るようにしましょう。コンシーラーで気になる箇所を隠し、ファンデは極力少量に。そうすることで素肌感が保てる」(小澤さん)




肌ツヤが増すベースメイクの組み合わせ

「ツヤ肌に仕上げるときは、自然な光沢が出るシュウ ウエムラの下地を使います。ベージュのほうを先に塗り、その後トーンアップのためピンクをのせるダブルづかいがカギ。最後にスックを薄く重ねれば、ハイライトいらずの発光した肌に仕上がる」(スガさん)


〈右から〉スック ザ ファンデーション 115 30g 14,300円/SUQQU アンリミテッド ブロック:ブースター アンズ ベージュ、サクラ ピンク 30mL SPF50+・PA+++ 各5,380円/シュウ ウエムラ


全23色をそろえる、SUQQU史上最高にラグジュアリーなクリームファンデーション。シュウ ウエムラの下地は、独自のテクノロジーで色ムラ・凹凸感によるくすみやキメの粗さなどを一掃。肌の潤い感が続きコンディションを整え、透明感ある生き生きとした血色感へと導く。




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