「淑女な服に紳士な+αのさじ加減」
a.のシアーブラウス×ベスト、b.のフリルブラウス×サスペンダーのように、甘い服と紳士なアイテムとのかけ合わせに注目。真逆のテイストをぶつけることで、ドレッシーすぎず古くもならず、それぞれのハードルが下がって試しやすく。シンプルなスラックスで仕上げると、力みも抜けてちょうどいいバランスに。(渡邉さん)
いつもの渋色とともに「鮮烈オレンジ」
ベージュとのなじみがよく、赤ほど強くないオレンジは注目色のひとつ。a.バーガンディなど似たトーンでカラーブロックをつくったり、b.カーキをメインにオレンジをさして小物感覚で効かせたり。渋色に合わせると、高発色のオレンジもシックに着られそう。(岩田さん)
白は「腰まわりゆるめ」でうまくいく
白のパンツを探すなら、ゆったりとした腰まわり&足首ののぞく丈が理想。腰~太もも位置にかけて余裕があると脚線をひろいにくく、クリーンな白でも清楚に転びすぎない。素肌がちらりと見える丈感なら、スリッポンやスニーカーとの相性も抜群。(渡邉さん)
「グラデーションをつくるように赤」
赤を一点効かせるというより、薄いピンクとセットでグラデーション的に使うのが新たなテクニック。沈んだ色みのピンクが赤の強さを鎮静させるから、同時にとり入れることで大人っぽい仕上がりに。小物はベージュ系にしてなじみよく。(渡邉さん)