2つのテイストに分けた小物を織り交ぜて、シンプルコーディネートをリニューアルするプラン。前回ご紹介したTシャツ+デニムの味つけ方に加え、今回はシンプルな黒ワンピを例に着まわしに新しい幅をもたらす小物づかいの実例をご紹介。※( )の数字は、バッグは縦×横×マチ、靴はヒールの高さ、ストールとスカーフは縦×横で、単位はcmです(編集部調べ)。
キレイを支える「まじめ」 →ヴィンテージライクな正統派
カジュアルな服が軸になる季節。マットな素材やボリューミィな形の重みのある小物できちんと感をカバー。ベーシックカラーにしぼり、クラシカルなイメージをあと押し。
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意外性をもたらす「ふまじめ」→カジュアルな素材&形にひとクセ
映える色やユニークなシルエットなど。今気分に合う「浮かれたデザイン」に注目して、シンプルな服装をイメージ外へ。抜けのあるディテールでエッジが効きすぎないよう調整。
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「2種類の小物をつけかえて」1枚の黒ワンピースを着回し
リラックスしつつエレガントに仕上がる。それ自体がバランサーとして役立つ、ゆるく長いワンピース。小物でいろんなテイストをMIXしてもミニマルにまとまる、無地の黒が適任。
淡色を散らしてALL黒を軽く
ワンピース 11,000円/Ungrid ウエスト部分にほどこしたタックでメリハリよく。
ローファーとワンピースの色をリンクさせて、脚長見せを意識。ボリュームのある黒をかけ合わせたことにより重厚感が増したぶん、ペールグリーンのバッグ&サングラスで、わかりやすく清涼感をトッピング。
ラクなワンピースにも波長が合う、つっかけタイプのローファー。シンプルな1枚系が退屈しない意味でも、少々重めのシルバーブレスレットでアクセントづけを。黒とシルバーの正統派小物に合わせて、色小物も寒色系でとことんさわやかに。
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上品なアクティブルックへ昇華
赤いスニーカーにロゴバッグ。メンズの小物づかいを参考に、フレアワンピースをドレスダウン。明確な「ハズし」も、大きなストールと暖色系で統一すると、悪目立ちしない。クリア素材の耳飾りで抜けを加算。
さらっとまとってラフな雰囲気を出すのにぴったりな大判ストール。足並みを揃えるように、カジュアルな小物で脇を固めて。色のトーンが近いぶん、風合いの違いが際立つクリア素材のイヤーアクセがこなれ感に効果的。
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コンサバとボーイッシュ
LADYなドレスに、パールとレザーバッグ、パンプスのまじめな小物を盛ってキレイを底上げ。キャップを合わせてカジュアルに着くずせば、こなれ感が生まれるうえ、肩の力を抜くことにも成功。
パンプスとキャップはどちらもスエード。重めの風合いが軽いワンピにリズムづけ。長すぎず短すぎずでデコルテを飾るパールネックレスが、キャップでハズしたぶんの気品を補う。トラッドな黒レザーバッグはクタッとした質感を選び、かっちりしすぎないよう調整。
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シンプルスタイルを格上げする「まじめとふまじめ」2種類の小物づかい
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