ラクしたい日こそ、キレイを調整するジャケットの出番。コーディネート力の高いジャケットはワードローブに欠かせない軸アイテムの１つ。かしこまることだけが目的ではない。カジュアルな装いを支える知性と、今季らしい余裕のあるシルエットによる脱力感をそなえた、ジャケットをご紹介。
ーSELECT TYPEー
【立体感をもたらす秋素材】
地厚なウールやコーデュロイなど、コートの代わりとしても、コートの中にも仕込める秋冬素材のジャケットを選抜。１枚でスタイリングが整ううえ、あたたかさをともなう洗練された装いに。
STYLE SAMPLE.1
シンプルなジャケットと
ロングワンピースの王道
飾らずともさまになる直線的なシルエット。ワンピースをカッコよく、ジャケットに穏やかさをもたらす、好都合な組み合わせ。ゆるぎない２着を組み合わせはジャケットをマイナーチェンジ。
STYLE SAMPLE.2
同じジャケットで白ワンピースを。黒にも白にも好相性なグレージュやブラウンに近いベージュが着回しにも便利。
同じジャケットでさらにもう１つアレンジ。トップスを仕込むだけではもの足りないとき、抑揚づけとしてGジャンを採用。ムラのある風合いのおかげで、脇役でも十分な存在感を見込めるうえ、硬派なジャケットがなごむ効果も。
STYLE SAMPLE.3
「まじめ」の中に効かせる
レザーパンツの反骨精神
ボタンをとめてきちんと着たシャツにジャケット、足元はソックス＋ローファー。白シャツだとストレートに「まじめ」に収まるところ、ベージュなら適度に今っぽい。
STYLE SAMPLE.4
肉厚なパーカの上に重ねて
ラフなテンションを品よく好転
インナーを選ばずはおれるゆったりめのシルエットが旬。スキニー＋ロングブーツなどIシルエットでまとめたボトムラインにも好相性。
STYLE SAMPLE.5
トラッドな正統派の
ビッグジャケットに再注目
クラシカルな流行の復活で再注目されている正統派ジャケット。横幅広め×お尻が隠れる丈感の、大きめなシルエットに変更。直球で紳士なジャケットも、モノトーンでまとめてモードな印象にシフト。
STYLE SAMPLE.6
きちんと感を印象づける
タイトな白で品行方正に
黒レザーをクラシックな表情に。素材がハードなスカートには、気張らないタートルで対応。端正な白で黒レザーとおかたいジャケットもフレンドリーに。
STYLE SAMPLE.7
ジャケット＆タイトスカートの
正統派なコンビは配色でマイルド化
オーバーサイズでとり入れたい、コートがわりになるあったか素材のジャケット。すっきりと整うようにボトムにはブラウンの細身スカートを。まじめな服どうしもニュアンスカラーなら緊張感がほぐれる。