「定番を軸に足したい1色」使い方の新傾向
迎える季節がまた楽しくなる、色合わせのレパートリーを考察。今季はトマトレッドやマンダリンオレンジなど目の覚めるような鮮色がランウェイを席巻。そんな潮流とつり合いをとるように、合わせる服はベーシックに徹して、盛りすぎないバランス重視の着方が多数。色彩豊かなルックが披露された2026年春夏のランウェイから、ワードローブの参考にしたい美配色をピックアップ。
( RED )
レディに直結する「ルージュのような赤」
色っぽさも気品も。表現力に長けた赤は、まとうだけでドラマティックな特別感を与えてくれる。
CHANEL

数あるルックの中でも、ひときわ存在感を放っていたフェザーのスカート。薄いブルーのストライプシャツで、鮮烈な色を日常に引き寄せ。
PRADA

重たくなりがちな黒×ダークブラウンに目の覚める赤を添えて活性化。シックな色をベースにすれば、落ち着きのある華やかさに。
( ORANGE )
やさしい色を活気づける「ヴィヴィッドオレンジ」
高揚感のある爽快なオレンジは、ニュートラルな色でぼかせばやんちゃに転ばず旬顔に引き上げ。
LOEWE

主役は張らずとも、端正なコートのすそからなびかせるだけで、ぼんやりしがちなベージュをアクティブに。下手に着くずさない、配色の緊張と緩和で深みのあるシンプルが成立。
Nº21

無機質なグレーが、エネルギッシュなオレンジのインパクトを中和。てらいがないのになぜか惹かれる、絶妙なコントラストが好バランス。
( GREEN )
お堅い服をなごませる「小さなグリーン」
フォーマルを地味に見せないために有効な+1色。冷静さを保てるグリーンは、まじめな服とも好相性。
Stella McCartney

格式高いイメージのあるクラッチバッグは、グリーンならほどよくくだけて、セットアップのかっちり感をセーブ。
PRADA

意外性のあるカーキとも、同系色のため自然と調和。渋さとフレッシュさを織り交ぜてもちぐはぐしない、絶妙な割合のグラデーション。
BURBERRY

アースカラーどうしのブラウンとは、どこかなつかしげ。柄にフリンジと盛ってもいやみに見えない、知的なグリーンの底力。
( PINK )
「濃いピンク」なら大人な仕上がり
愛嬌があるのに甘さは残らない、濃厚なピンクが好都合。クールにもフェミニンにも対応できる。
Chloé

コンサバなキャメルのスカートが、ピンクのトップスのおかげで堂々とした佇まいに。リップとウエストの小さなカラーリンクも真似しやすいアイディア。
EMPORIO ARMANI

黒を多めにポイントで効かせれば、不自然に若々しく見える心配なし。深いネックとブラレットを組み合わせたルックは、多くのブランドから登場。
( YELLOW )
カジュアルに華やぐ「スポーティなイエロー」
親近感のわくアイテムで、はつらつとしたイエローを採用。フランクな見た目をあと押し。
TOD’S

フーディのような感覚でジャケットの中に仕込めば、主張が強すぎずリアリティのある新しさに。旬のブラウンとも相性がよく、1アイテム抑えておきたいキーカラー。
PRADA

ビッグサイズのアウターをひっかけて、ドレッシーなシャツ+スカートに変化球。ハズし役と割り切れば、着慣れない色にも手を伸ばしやすい。
(定番色の今の気分は?)
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