変更点は? 定番服でも「印象が変わる」夏の着回し新定番


夏は「定番こそメンズサイズ」が着回せる

Tシャツ・シャツ・パンツ。繰り返し着る定番服こそ「サイズとシルエットを変更」することでコーディネートを刷新。選択肢は「メンズサイズ」女性のワードローブに溶け込む無骨さとゆとりが、シンプルな夏の装いも新たに。組み合わせ次第で女らしさも引き立つ「着回し力」のある定番メンズアイテム。その可能性を、コーディネートで実証。



差がつく「ぶかっとした形」 ネイビーの半そでTシャツ

体を包むシルエットを頼りにシャープなスキニーを再稼働

ネイビーTシャツ(メンズ)/エイトン(ATON AOYAMA) 夏の制服ともいえる、ごくシンプルなTシャツをメンズサイズにするだけで生まれる迫力。落ち着きのあるネイビーで選ぶと、白や黒ほど無骨に見えない品のよさも加わる。 ・ジャストなトップスとだと体の形を拾いすぎるスキニーとの合わせ。サイズの差がコントラストを生み、着映えを確約。長いそでをふた折りして、さらっとした装いにわずかなクセを。



スラックスのような「メンズのチノパンツ」

心地のいいIライン

チノパンツ(メンズ)/ディッキーズ 短め・ノースリ・甘めのトップスを着るときに起用したい「メンズのチノ」。ウィメンズの形と特に違うのは腰まわりのゆったり感。特有の生地の厚みやハリと相まって体との間に余白が生まれるおかげで、むしろ華奢に見える。「チノといえば」なブランドの中でも、とくに不動の人気を誇る“874”。センタープレス入りで、シーンレスで使える万能性がありながら、脚線だけでなくヒップラインも拾わないシルエット。



適当に着てさまになる 「白のえりつきシャツ」

シンプルなのに差がつく理由はサイズの微差とリッチな風合い

白シャツ(メンズ)/グラフペーパー(グラフペーパー 東京) ・余白のある身ごろ、あり余るそでの長さ、ドロップショルダーのように落ちた肩。ちぐはぐなシルエットだからこそ、まじめな形を選んでもどこか力が抜けてエフォートレスな印象。 ・着方も首元のボタンをざっくりと開けて、そでもそのまま。えりつきのきちんとした白シャツだから、ルーズな形を適当に着ても、程よいきちんと感。



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