足す・引くに次ぐ「透けさせる」見慣れた服が見違える「夏のレイヤードテクニック」

タイトな服の輪郭をなごませたり、ワントーンに奥行きをつくったり。服どうしの境界線をあいまいにしながら、装いに表情をもたらす透けアイテム。単品よりも組み合わせることで見えてくる、涼しくて快適なだけじゃない数々の魅力に焦点を。



ワンピースに欲しい「凝って見える奥行き」

重ねる・仕込むひと手間で、さらっとしたワンピースにいっそうのやわらかさと立体感を。色かシルエットはそろえる意識で「効かせすぎない」のがレイヤードを難しく見せないコツ。



エレガントなサテンにガーリーな白レース

共布ベルトつきベージュサテンノースリーブワンピース、手に持った共布ベルトつきジャケット/ともにジョゼフ(ジョゼフジャパン) 中に着た白レースショール/ガブリエル リー(ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店) 眼鏡/COACH(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス) 

異なる意味で女らしいアイテムを組み合わせ、シンプルな装いにクセを出す。形を自由に変えられる旬の大判ショールを、スカートのようにアレンジ。サテンの特別感にかわいげを宿して少しの親しみを。



同色ニットをかぶせてリラックスから「気張らないモード」へ

中に着た黒ロングキャミワンピース/CO(イーストランド) 黒シアーニット/ロエフ(エイチ ビューティー&ユース) バッグ/ミウウル(デ・プレ) 手に持ったパンプス/ル タロン グリーズ(ル タロン グリーズ ルミネ新宿店)

胸元が大きく開いたデザインの開放的なムードをおさえて、日常へと引き寄せ。ツヤとしなやかさを含ませた繊細なシアーだから、黒の長そででも印象は軽やかなまま。


(コーディネートのプライスなど詳細)
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