「買ってよかった」から考える
賢い買い物の秘訣は、「買って良かったと実感した時」から逆算すると見えてくる。合わせる服に悩まず済んだ、鏡を見た時にすらっとして見えた、他人から“似合ってるね”と思いのほか褒められた、など…。ニューシーズン目前、湧き上がる衝動をおさえて考えたい、購入前の心構え。
「迷いがなくなる」
どんなデザインも受け止めるデニム、着くずしてもキレイを貫けるシャツ、いつでも大人のさじ加減に整えるジャケット。ハズさないスタイルを支えるベーシックな服のおかげで、忙しい朝や新しさを試すときに着方を悩まなくて済む。
品格が高まる「3つボタンの黒ジャケット」

まるで紳士服を借りてきたような、ヒップまで隠れる着丈のどこかなつかしいルックス。どう着てもクラシカルに傾く3つボタンは、マーブル模様を採用し細部も抜かりなく。「きちんと着ても軽やか」というより「ラフに引っかけるだけでもかっちりとさまになる」肩パット入りのワイドなボックスシルエット。
「意図せずスタイルよく見える」
自分の体型に合わせたサイズや丈選びにこだわることで、着飾る以上に目にとまる姿に。脚を長く見せるハイウエストや腰まわりがすっきり整う細身など、コンプレックスをものともしない美シルエットは迷わず買っておいて損なし。
華奢に見える「わきまえたゆるさ」

シャープというより「端正」という言葉が似合う、テーパードのないストレートフォルム。腰まわりや脚線を拾わない程度の太すぎない筒幅が、すらっと縦に伸びた脚を簡単に演出。
高い位置に設定したウエストは、凹凸が気にならないミニマルなデザインでタックインもよりスマートに。サイドの目立たない位置にウエストゴムを通し、ラクな着用感でもキレイな見た目を保てる。
「急な予定に対応できる」
友達からの急なお誘い、前日に決まった打ち合わせ、時間の隙間をぬっていく弾丸旅行。スケジュールが突然変わってもTPOに合わせて装いたいから。正反対な場面でも対応できる、シーンレスなデザインは何枚あっても困らない。
肩ひじ張らない品が身につく「シャツワンピース」

アレンジ力の高さから稼働率の高いシャツワンピをブラウンにカラーチェンジ。少々気だるく着ても穏やかな品を保てる、こっくりとした色みのコーデュロイ素材は気温差のある季節の変わり目に最適。気になるほっこり感を気にせず着られる、スマートなシャツタイプ。
(コーディネートのプライスなど詳細)
【全25コーディネートの一覧】≫衝動買いでもう失敗しない「飽きのこない服が見つかる」5つの心得
