「オシャレが上手くなる」メンズ服の使い方
キレイに着ることだけじゃなく今どきな洒脱感も求めるなら、「サイズでハズす」のがてっとり早い手段。そこで注目したいのがメンズやユニセックスのオーバーなシルエット。正統派な装いでもそでやすその余りで十分くずしが生まれるから。理想のバランスをつくるには、デザインよりサイズをアップデート。
整えながらゆるめる「余白感」

繊細なグレンチェックでルーズなのにインテリムード
エッジを効かせる肩幅の余り、スマートさを保つ長めの丈。メンズサイズのジャケットを羽織れば、レディな服の甘さをならすのも簡単。 アウターのように体を包み込むぶかっと感はメンズならでは。肩幅のあるドロップショルダーで、体を華奢見せする視覚効果が。
ヒールを合わせて「えりを正した」ジャンプスーツ

メンズのつなぎが無骨に見えない薄くて軽い「縦落ち素材」
シャツとスラックスをドッキングしたような硬派なジャンプスーツを、体が泳ぐサイズで心地よく。全身ルーズなシルエットのリラックス感に甘えれば、ハイヒールで「いかにも」な女っぽさを加えてもいやみじゃない。
ウエストのドローストリング次第で女性らしいXラインにさま変わり。シワになりにくいなめらかな風合いで、デスクワークの日も座りジワが気にならない。黒のハイヒールを効かせてキレ味よく。
「あり余るすそとそで」のひとひねり

ハンサムな服で成立する「甘くないピンク」という矛盾
メンズとレディースのオーバーシャツの違いは、そでやすその長さ。そでをまくって手首をのぞかせたり、すそを結んでウエストマークしたり。余りを生かした着方でブラウス風に仕立てられるため、むしろ女っぽく転じる。
ほどよくハリのある質感で、着方をアレンジしたときにボリュームが出やすく、簡単にさまになる。適当にあしらったそでやえりの無造作な雰囲気が、クラシックなスタイルをこなれて見せるポイント。ブラウンのチノパンで、ピンクシャツに落ち着きを加味。
(TOPICS)
【1】短丈ボトムがしっくりくる「全部メンズの法則」
【2】「オシャレが上手くなる」メンズ服の使い方
【3】「メンズの小技」でシンプル以上
(メンズ服だからできること)
【全19スタイルの一覧】≫「オシャレの手数が簡単に増える」メンズ服で可愛くなる「コーディネート・テクニック」
