オシャレな17人のクローゼットSNAP!「機能的で見た目もいい」収納テクニック

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ワードローブをムダなく活性化するためには、賢いクローゼット収納が必要不可欠。そこで手持ちの服を最大限に活用するアパレル関係者に、独自のルールを聞き込み調査。服好きならではのアイディアの数々が、実用とときめきを満たすクローゼットづくりのヒントに。



SPECIAL THANKS
小山田早織さん(@saorioyamada) スタイリスト岸悠里さん(@y________ri425) VASICプレス、後藤真央さん(@g_120972、@loro___store) LORO青山店PR、小林杏奈さん(@hupianna) グラフィックデザイナー・Web store 運営、月川あやさん(@tsukiaya_) フリーランス、寺本真由さん(@cocoon117) フリーランスPR、長谷川桃花さん(@moka_room__) 会社員、濱邉晴日さん(@__sunnyday614) lloomie ディレクター、ハルナさん(@__halna) インフルエンサー、FUMINAさん(@nagetroom) スタイリスト、minamiさん(@mnmii) 衣装製作・ANNE HOUSEHOLD GOODSデザイナー、森夏子さん(@natsuko__mori) TODAYFUL デザイナー、Rinaさん(@lazyrinaroom) 会社員、minamiさん(@mnmii___)ANNE HOUSEHOLD GOODSデザイナー、misaさん(@_33028m)販売員、sakiさん(@3ki_____m)会社員、永倉遥さん(iruryディレクター)



オシャレな人たちの服の収納アイディア

まずはスタイリングの軸になるトップスやボトムの収納にフォーカス。直感的に判別できる見た目や、動線を意識した配置など、重視するポイントもさまざま。



迷わず選べる「テイスト別

「メンズライクなダメージデニムや、ラクしたい日のスエットパンツなど。その日に着たいアイテムを瞬時に見つけられるようにテイストごとに分けています。DIYした棚は、ディスプレイ用としても使えてお気に入り」(濱邉さん)




ブランドごとにラベルづけ

「無印良品で購入したソフトケースに大きく畳んだデニムを立てて収納しています。これではパッと見たとき、デニムの詳細がわからないのでブランドと形を記載したクリップを作成。服選びの時短にもつながりました」(インフルエンサー 3kiyさん)




編み目状のラックで通気性を重視

「クローゼットのデッドスペースには、Tシャツやサーマル生地のトップスなど、ハンガーにかけると伸びやすいアイテムを畳んで収納。編み目状のラックで風通しがよく、衣類間の湿気を防げます」(長谷川さん)




デニムはつるして色移りを回避

「種類豊富に集めているデニムは、畳んでしまうとシワのクセがついたり、色移りが気になるので、ハンガーにかけて保管しています。できるだけ間隔をあけて、デニムどうしが密着しないよう注意」(月川さん)




ゆとりを持たせて摩擦防止

「透ける素材のトップスなど、シワが気になるアイテムは、小さなかごに分けて収納。衣類どうしがこすれて傷まないよう、つめ込みすぎないことが大切です」(小山田さん)




ストレスフリーな滑らないハンガー

「クローゼットがない物件なので、パンツもつるし収納派。とくにMAWAのハンガーは、0.8cmのスリムな形状でかさばりにくく、特殊なコーティングのおかげでパンツが滑り落ちにくいのでオススメ」(Rinaさん)




モノが多いことを逆手にとって

コンパクトな部屋に2人で住んでいて、お互い服が好きなので物量も多め。物が多いことを逆手にとって、あえて見せる収納にしています。ゴチャゴチャさせないように、いかに圧迫感なく見せられるかを意識。大好きなスニーカーは、入っていた箱までいとしいので、処分せずに棚に積み上げてストック。増えていくのが目に見えてわかって充足感があります。(misaさん・販売員)




気分で移動させて空間作りを楽しむ

「洋服収納が少なく、クローゼット内にニットをたたんで置くスペースがなかったためラックとシェルフを並べてショップ風に収納。洋服を選びやすく、季節によって並ぶ洋服が変わるのも好きで、1年を通して「見せる」インテリアに。洋服に合わせて壁面のディスプレイを変えながら空間づくりを楽しんでいます」(minamiさん)




自然の香りでにおいをリセット

「韓国のライフスタイルブランド『hinok』のにおい香をハンガーにかけています。さわやかな森を感じる香りで、このひと手間でクローゼット内のこもりがちな空気をリフレッシュできます」(寺本さん)




厚みによってシェルフと布バッグを使い分け


「なるべくかさばらないように、2つ折りにして平たく収納しています。薄手のものは無印良品のスタッキングシェルフに。ボリュームのあるものは、HAYで購入した大きな布バッグにIN。ニットを着ない時季には布バッグもたたんで保管できるので、場所をとらずに済むのが気に入っています。シーズンオフにはクローゼットの上の棚に移動」(sakiさん・会社員)




そのときのスタメンによって置く場所もシフト

「我が家はクローゼットが狭いので、ディスプレイも兼ねる収納方法がマスト。とくによくはくデニムは手にとりやすい手前にセットしています」(minamiさん)




ニット以外は季節を決めずに収納

「たとえば通年使えるタンクトップは冬のニットの下に、シャツは夏の羽織り用として。季節感の出るアイテム以外は年中使用するので、常に一緒に収納しています」(森さん)




コーディネートの組みやすさを優先し「色別に整理」

「クローゼットは日々のコーディネートが組みやすいように、色別に分けて収納しています。モノトーンの洋服がほとんどなので、白い服と黒い服で整理。自立するバッグは上の棚に置き、ショルダーバッグやトートバックはフックにかけて空間を有効活用」(永倉さん)

「服を選ぶときの時短&見やすさを考えて、カラー別に分けています。とくにいつものスタイルに欠かせないシャツは、色別の中でも柄や素材ごとにまとめることで、欲しいデザインをピンポイントで探しだせるようにしています」(月川さん)




「見た目もオシャレで実用的」なインテリア

おしゃれに見せるだけでなく、実用性を兼ね備えた収納の工夫。フォトグラファーやヘアメイク、美容通やアパレル業界のプレスやディレクターなど、お部屋のセンスも光る24人に取材。お気に入りの服やコスメを多く持つ人の気になる収納事情、部屋全体もすっきり見えてより心地よく過ごせる、お部屋づくりのご参考に。




LIVING



メインの家具は「ステンレスに一本化」

「服はモノトーンが多いのですが、インテリアはシルバーを基調にしていて家具はステンレス製がメイン。KAREのダイニングチェアはデザインに惹かれて青を選びましたが、シルバー×ブルーのモダンな配色がお気に入り。季節の花を飾って彩りもプラス」(永倉遥さん・)iruryディレクター)




「フロアタイルを敷いて」無機質な空間に

「部屋全体は大好きな白と黒でまとめて統一感を。クリア素材や金属素材をとり入れて、ひんやりとした無機質な空間になるように心がけています。元々フローリングだった床には白いフロアタイルを敷き、より理想の配色に。本格的な質感で満足しています」(Jiuさん)




モノトーン空間をじゅうたんで和らげる

「黒のタイルの床と白い壁のリビング。このままだとシャープすぎるため、くずす役割としてカラフルなじゅうたんをチョイス。ただ、鮮やかな色だと浮いてしまうので、なじみのいいスモーキートーンを選んでいます。クッションもそろえて統一感を」(uchida amiさん・企画・販売・フリーランスPR)




「異素材を組み合わせて」バランスを調整

「白をベースに、白:茶:アクセントカラー(緑・黒・シルバー)=7:2:1の比率がマイルール。素材のコントラストを楽しむのが好きなので、ウッド、ステンレス、ファブリック、グリーン(植物)、クリア素材をバランスよく組み合わせることも意識しています」(rikaさん)




意外性を残した「あたたかみのある無機質」

「退廃的だけど明るい、素材は木とステンレス。というように異なるテイストをかけ合わせるのが好み。バランスをとりすぎるよりも意外性を演出したく、イサム・ノグチの照明AKARIはこんなところに丸いものが浮かんでる!感を狙いました」(mizu hashimotoさん・会社員)




ポップさを加えた「ミッドセンチュリー」

「カラフルな小物で遊びをとり入れながら、家具はブラウンやゴールドで落ち着いた印象に。キャメルのソファは関家具のNOWHERE LIKE HOMEシリーズです。北欧デザインの中では手の届きやすい価格帯なうえに、日本製といううれしい驚き!」(MOJIKAさん)