映画やドラマはインスピレーションの宝庫。さまざまな分野で活躍する方々から聞いた、オシャレな気分も味わえる豪華な衣装の名作をご紹介。普段は見かけることのないような、ゴージャスなスタイルを垣間見ることができるのも映画の世界ならでは。
≫1度見たら忘れられない「クセがある映画」3選
【ロバと王女】
『シェルブールの雨傘』などで知られるジャック・ドゥミ監督が、シャルル・ペローの童話『ロバの皮』を実写化したミュージカル映画。
(ⒸCiné-Tamaris U-NEXTで配信中)
「夢の中のような衣装と音楽、カトリーヌ・ドヌーヴの美しさは何十年たっても心をキュンとさせてくれます。ゴールドのドレスを着て、ブルーの鏡の前で手鏡をのぞき込んでいる場面はすべてが完璧」(panデザイナー・尾崎美佳さん)
【ザ・ロイヤル・テネンバウムズ】
子ども3人が全員天才児だったテネンバウム家。過去脚光を浴びたものの、父親の過ちと裏切りによって崩壊してしまった一家が、きずなをとり戻していく姿を描くコメディドラマ。
(U-NEXTで配信中)
「テネンバウム家の長女、マーゴのファーコート姿が印象的。リュクスなミンクコートの中に着ているのは、なつかしいポロシャツワンピという不思議な組み合わせ。大胆な発想でマネしたくなります」(DIESELプレス・井上沙理さん)