運気が上がる日常のささいな行動、運をいい方向へ動かし身につける習慣。そんな「しあわせ体質」のコーディネート法を芸能界最強の占い師・ゲッターズ飯田さんの一番弟子であり、今最も注目を集める占い師・ぷりあでぃす玲奈さんが指南!
【PROFILE】 ぷりあでぃす玲奈
人々の未来を幸福へと導くフォーチュン・ナビゲーター。芸能界最強の占い師・ゲッターズ飯田の一番弟子。五星三心占いと女性ならではの美容の知識を活かした開運メイクや開運ファッションを得意とする。テレビ、ラジオ、雑誌、WEBメディアなど幅広く活躍中。著書に「ぷりあでぃす玲奈presents 幸せを導く運の磨き方」(宝島社)など。
「運が上向き続ける」方角とインテリアの関係
今年も残り3週間弱。新しい年を迎える前に部屋の大掃除や模様替えを予定している人も多いのではないでしょうか。「風水では、方角によって置くとよいインテリアが違います」とぷりあでぃすさんは言います。今あるモノの配置を変えるだけで、運が上向く可能性もあるので、要チェック。
テレビやオーディオは「東」に

まずは「東」から。風水では「川」や「水」があるといいとされ、水の音がするとよい方角になります。ですから、音の出るオーディオやテレビを東に置くとよいでしょう。
また、スマホの充電を東側でするのもおすすめ。加えて、東は「成長」や「発展」を象徴するともいわれ、仕事運に大きく関係してくる方位です。青やグリーンなど、すくすく伸びるイメージの色味やストライプ柄のものを置くのもいいでしょう。
数字にまつわるアイテムは「西」がベスト

続いては「西」について。西側は金運など「お金全般」をつかさどる方角とされています。お金を意味する丸い柄のものや、時計やカレンダーなど数字にまつわるものを西側に置くとよいでしょう。
自分にとっての宝物や高価なもの、伝統があるものや格式の高いものを置くのも◎。お金にまつわる方位なので色はゴールドがおすすめですが、ブラウンやキャメル、光沢のあるものを置いてもOKです。
「南」には太陽を連想させる色みが吉

次は「南」です。南は火をつかさどる方角であり、太陽がいちばん高く昇る位置でもあります。そのため、光や明るさが大切な方角とされています。窓やベランダがあるとベストですが、なくてもキラキラしたインテリアグッズや赤やオレンジなど、太陽を連想させるような色味のものを置くのがおすすめです。
南側は地面に近いところで生活するとよいとされていますので、低い家具を配置するとよいでしょう。
「北」には背の高い家具を

最後は「北」について。風水の世界で北側は、山があるとよいとされている方角になります。そのため、本棚やチェストなど山に見立てた背の高い家具を置くとよいでしょう。北から南にかけて、どんどん低くなるように家具を配置するのがおすすめです。
北側は、日が入りづらい場合が多く、冷えやすい場所でもあります。ピンクやエンジなど、その場があたたかくなるような印象の色を使ったラグやクッションなどを置くのもおすすめです。
いかがでしたか?
いろいろお話しましたが、いちばんは「居心地がよい」こと。ルールに縛られすぎず、無理のない範囲で試してみてくださいね。
おウチの中を開運スポットにする方法
旬の花や植物からパワーをもらうと運気アップがねらえます。今回は育てたり、飾ったり、お部屋でできる開運術についてのお話。
なぜ植物を部屋に置くとよいの?

風水の世界では、お花を含めた植物は「生きているもの」で、それらが発する気は良いものとされています。ですから、観葉植物や生花などを部屋の中に置くと、空間やあなた自身に良い気がもたらされ、運気アップにつながっていくのです。
植物を育てる=運を育てること

これからの季節は植物や花を育てることもおすすめです。植物を育てることは、自身の運を育てることでもあると風水では考えられています。最近はおしゃれで簡単に育てられるキットもありますし、ハーブを育てて料理に添えてみるなど、楽しみながら取り入れてみるとさらによいでしょう。
お花を一輪飾るだけでもOK

育てるのはハードルが高いという人は、花屋さんで見かけた気になる季節の花を一輪買って、飾って楽しむだけでも問題ありません。旬の植物には時の運が宿っています。たとえ一輪でも空間が華やぎ、パワーや元気をもらえる存在となるでしょう。
旅先の写真を飾るのもGOOD

「お花を飾るのは意識が高すぎる…」と感じる人がいるかもしれません。そういった方は、自分の気持ちがあがる自然や植物の写真を飾るというのもおすすめです。また、旅行に出かけた際に訪れたパワースポットやあなたの心が動いた場所で、あなたが撮った写真を飾るのも◎。その時にもらってきた時の運を忘れずに見返すことができるので運気アップへとつながるでしょう。
ホコリをためるのは絶対NG

最後に注意点をひとつ。せっかく植物や写真を飾っても、そこにホコリをためてしまっては意味がありません。むしろ悪い気を発するようになってしまうので、お手入れや掃除はしっかりするようにしましょう。
観葉植物で運気アップの実体験
観葉植物やお花はお部屋の中にあるだけで開運につながるアイテム。それらはいわゆる生き物。自分以外の生きているものに対して、気を配る余裕があるということはすごく大切。
なぜなら、自分自身のことだけでいっぱいいっぱいになっている状態だと、よい流れやチャンスが来たときに受け取ることができないことがあるからです。そんな観葉植物、置くと良い場所などを含め、私が気をつけていることや実体験をお話します。
観葉植物を置くとよい場所とは?

「お部屋の中でどこに置くのがよいですか?」という質問もよくいただきます。具体的なポイントとしては、まずテレビの近くです。テレビは電波を発している場所なので、気が乱れやすいんです。そばに置くと、気の流れが安定しやすくなるのでオススメです。
つぎにコンロとシンクの間です。コンロの火の気と、シンクの水の気がちょうどぶつかるところ。間にひとつ生きているものを置くことで、その気のぶつかり合いがなくなるといわれています。
最後にお部屋の角や隅です。気の流れがそこで停滞しやすくなってしまう場所なので、生きているものを置くことにより、気が対流しやすくなるのでよいでしょう。
観葉植物も育てられない人は…

私自身、観葉植物をたくさん育てていて、朝はそれらの健康状態を見るところから始まります。毎日水をあげるものではないので、「どこか弱ってないかな」「昨日よりちょっと伸びたな」などと思いながら、観察したり、触れたりしています。
とは言いつつ、以前はせっかくいただいたお花などを持ち帰っても全然長持ちさせることができない人間でした…。師匠であるゲッターズ飯田さんが「観葉植物も育てられない人間は人としてダメ」だとおっしゃっていることがあったのですが、「まさに私じゃん!」とドキッとしましたね(笑)。それが植物をちゃんと育ててみようと思うきっかけになりました。
飯田さんからそういうお話を聞いた直後にちょうどお花のブーケをいただいて、その中にお花の引き立て役としてバンブーが入っていたんです。
ブーケをキレイに長持ちさせようとお世話をしているとそのバンブーだけが枯れずに残ったんです。鉢に植えたら根が生えるかなと思って移し替えてみると、なんと10年以上たった今でも生きています。
植物は自分自身の生活のバロメーター

植物を育てるのが好きな人がよく言うと思うのですが、自分に元気がないと植物たちも不思議とちょっとヘタっていることがあって。植物をダメにしてしまったときって、自分に余裕がなく、お世話がきちんとできていなかったときが多いんです。
逆に言うと、自分の心が安定しているときは、新しい芽が出たり、すごくスクスク伸びたりするんです。植物は自分自身の生活のバロメーターだと思っていて、毎日ちょっとずつ触るようにしています。
植物のグリーンは心を癒してくれる効果もあるので、みなさんも機会があれば、植物との生活を始めてみるのはいかがですか?