Q4.洗濯は手洗いor洗濯機どっちがいいの?
A.ヴィンテージデニムは必ず手洗いで。
それ以外はどちらでもOK
「大切にしたいヴィンテージは洗濯機の摩擦でダメージを受けてしまうため、手洗いしてください。加えて脱水は洗濯機で30秒~1分程度にとどめるのが望ましいです。通常のデニムは洗濯機でも大丈夫ですが、手洗いだと摩擦を防げるのでより色落ちのトラブルを避けられます。そのため大事な1着は手洗いすると安心です」(永松さん)
Q5.柔軟剤は使うべき?
A.生地のごわごわ感が気になるなら使って!
「ほかの衣類同様、柔軟剤を使用しても問題ありません。むしろ柔軟剤を入れることで生地がほどよくやわらかくなるため、肌ざわりがよくなりはき心地もよくなります。デニムならではのかたさが好みの人は、柔軟剤の使用をひかえましょう」(永松さん)
Q6.洗濯時はお湯? それとも水?
A.色落ちを防ぐため30度以下が安全
「水温が高ければ高いほど汚れは落ちやすくなりますが、同様に染料も落ちやすくなります。なのでお湯は避け、30度以下のぬるま湯で洗いましょう。いわゆる“オシャレ着洗い”でやさしく洗い上げるのがベストです」(重本さん)
Q7.アイロンは避けたほうがいい?
A.スチームを出しながらであれば問題なし
「高温のアイロンだと縮みの原因になりうるので、中温でスチームを出しながらアイロンをかけるのが最適です。またアイロンをあてる際にはデニムを裏返しにするのがポイント。色落ちや表の生地の傷みを防げます。ポケット付近はシワがつきやすいので重点的にアイロンをかけるといいでしょう。さらにスチームをあてればやわらかい生地になるため快適な着心地に仕上がります」(山澤さん)
衣類スチーマー NI-FS570(ブラウン) オープン価格/パナソニック プレスもスチームも使える2way仕様。「小回りの利くサイズ感なのに、立ち上がりが速く、強く細かいスチームが連射できるのが魅力」(山澤さん)
Q8.乾燥機にかけるのはあり?
A.かけても大丈夫!
ただ念のため品質表示のチェックを
「タンブラー乾燥にかけると生地がやわらかくなるので、デニムのかたさが気になる人にオススメ。しかし、かけすぎると縮むため、完全に乾いたと思ったら、すぐにとり出すのが無難。異素材つきのデニムは乾燥機NGなので品質表示の確認は必須です」(重本さん)