誰にとってもなじみ深い色でありながら、その質感や濃淡によってさまざまな顔を持つベージュという色。ベージュコスメが豊作な今秋、あらためて「なじみよく・くすまない」理想の1つを探したい。ナチュラルで保守的な、従来のイメージとは一線を画す、目新しいメイクアップアイディアとともに。
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BASE MAKE
□めざすは「くすみなし・上質感のある陶器肌」
□「ラメ入りパウダー」でベージュをのっぺり見せない
マットなベージュシャドウは「下まぶたに限定」
「上まぶたにはアイシャドウが必須」という思い込みを手放し、下まぶたにだけ塗布。目の下につくった意図的な影により、可憐な印象になりがちなベージュシャドウがモードっぽい表情に。黄みが強く、薄づきのシャドウを選べば、クマっぽく見える恐れもなし。
USE ITEMS
「塗る場所を変えれば」辛口に
A.セルヴォーク ヴァティック アイズ 12 2,200円/セルヴォーク 透け感があって色が濃く出すぎないため、下まぶたに塗ってもナチュラル。 B.ルナソル グロウブラッシュ(9月16日限定発売) EX04 6,820円/カネボウ化粧品 オイルベースのなめらかな質感で肌なじみも良好。右はチークで活躍。 C.オペラ リップティント N 16 1,650円/イミュ 深みがありながら、濃く感じさせない、透明感をたたえたブラウン。ティント処方。
HOW TO MAKE-UP
1. 涙袋をなぞるイメージで、下まぶたのキワに沿って目頭からAを塗布。幅広く塗りすぎると、クマのように見えてしまうため要注意。
2. 下まぶたに影を落としたぶん、目の下にハイライトB-1を楕円形にのせ、肌を明るく見せるのがマスト。さらに、鼻のつけ根と唇の山にもB-1を軽く塗り、健康的なツヤをオン。
3. シアーなブラウンリップCで、目元以外は軽やかさを意識。
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