2023S/Sコレクションで注目されたのはアイテムというより「色の合わせ方」。新たな色への挑戦や物欲をかき立てる旬な配色バランスを参考に、まずは色から春支度をスタート。
ブラウンをベースに「かわいい暖色」
注目色はピンクと赤。ともなって必要になってくるのは、そんな2色にも相性抜群なブラウン。ともすると地味になりがちなブラウン、場合によっては華美になりがちなピンクと赤。その両方が合わさることで「ちょうどいいバランス」を形成。ブラウンを主役として、ピンク・赤は小物やレイヤードでポイント的に少量でとり入れるのがベスト。
ビターなブラウンと肌になじむヌーディピンク
(JIL SANDER) 5年ぶりとなるウィメンズ・メンズ合同ショー。ミニマムなロングドレスにビッグサイズのバッグを合わせたちぐはぐなバランスが、両者の色を引き立てる要因に。
ブラウンを主役に・赤を1点小物でプラス
(ETRO) エキゾチックな植物や鳥のモチーフの繊細な刺しゅうが目を引く。アラジンスタイルの厚底サボや贅沢なジャカードに都会的な赤との合わせが新鮮。
ブラウンの中に「ピンクをのぞかせる」
(PRADA) 不規則なしわと生地を引き裂いたようなデザインが象徴的なニット。ピンクのドレスを内側からのぞかせた、躍動感と意外性のあるレイヤードは必見。
可愛い2色のコーディネート実例集>
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