「彼からもう少し待ってと言われています」よくある結婚の悩みに関する「人気占い師の見解」

運気が上がる日常のささいな行動、運をいい方向へ動かし身につける習慣。そんな「しあわせ体質」のコーディネート法を芸能界最強の占い師・ゲッターズ飯田さんの一番弟子であり、今最も注目を集める占い師・ぷりあでぃす玲奈さんが指南!


【PROFILE】 ぷりあでぃす玲奈
人々の未来を幸福へと導くフォーチュン・ナビゲーター。芸能界最強の占い師・ゲッターズ飯田の一番弟子。五星三心占いと女性ならではの美容の知識を活かした開運メイクや開運ファッションを得意とする。テレビ、ラジオ、雑誌、WEBメディアなど幅広く活躍中。著書に「ぷりあでぃす玲奈presents 幸せを導く運の磨き方」(宝島社)など。



「結婚」に関する人気占い師の見解

今回は、読者の方々から編集部に寄せられた私生活の悩みをご紹介。多くの人たちを占ってきた経験や、その膨大なデータや占いの観点からぷりあでぃすさんに解決策を聞いてみました。もしかしたら、似たようなお悩みを持つ方もいるのでは? ぜひ解決の参考にしてみてください。



【お悩み その1】
付き合って、約2年になる彼がいます。30歳を迎える年なので、私はそろそろ結婚したいなと思い、彼に相談してみたのですが、彼から「もう少し待って」と言われてしまいました。このまま待ってもいいのか不安に感じています。今、彼と別れて新しい人が見つかるかもわかりませんし、何かよいアドバイスがあればお願いします。(RIO・29歳)



「30歳」という年齢にとらわれすぎていませんか?

「30歳までに結婚できないか」という声は、27、28、29歳の女性からの相談ですごく多いお悩みのひとつです。まずお伝えしたいのが、「“30”という数字にとらわれすぎないで」ということです。数字にだけとらわれて、大切な自分の人生を決定しまうのはもったいなさすぎます。



「早いから」いい結果につながるとは限りません

「30」という数字に縛られすぎて、焦って決断をして、残念ながら離婚をしてしまった方もたくさん見てきました。「私には見る目がなかった」という言葉もよく聞きますが、やはり冷静になることが大切だと思います。



自分本位になっていませんか?

自分だけでなく、彼のことを考えることも大切です。RIOさんにとっては節目の年であり、結婚に対するパーセンテージが高くなっている時期かもしれませんが、彼にとっては特に思い入れのある年や時期ではなく、そこに温度差が出ている可能性があります。また彼のなかで、「この仕事が落ち着いたら」、「貯金が〇〇円までできたら」などという考えがあるかもしれません。



彼の真意を確かめることも大切

今の彼と結婚したいなら、その彼が言っている「もう少し待って」の意味をよく考えてみましょう。もし、考えてもわからないなら、彼に正直に、「何をもう少し待てばよいのか」を聞いてみるのがいいと思います。聞く場合は、問い詰めるようなキツイ言い方ではなく、やさしく聞いてみるのがポイントです。



いくつになっても出会いはあります

それでも彼から明確な答えが出てこないとなれば、新しい人を探してもいいのかなと私は思います。「今、彼と別れて新しい人が見つかるかもわかりませんし」とありましたが、本気になったら、いくつになっても出会いはあります。前向きな気持ちを持ってほしいなと思います。



長い人生の決断に焦りは禁物

最後に、RIOさんは誰とでもいいから30歳までに結婚したいのか、今の彼と結婚したいのか、そこをもう一度冷静によく考えてみてください。結婚を少しでも早くしたい気持ちが強いなら、今すぐ別れて結婚願望の高い男性を探すべきですし、今の彼との将来を望むなら、繰り返しになりますがしっかり話し合うことが大切だと思います。長い人生をともに歩むことになるパートナー選び、焦らずじっくり考えてみてくださいね。



【お悩み その2】
今お付き合いをしている人(交際歴4か月)は、舞台で演劇をやっている俳優です。自分の好きなこと(演劇)に対する情熱や、やさしい人柄に惹かれてお付き合いを始めました。でも、小さい無名の劇団なので、アルバイトがメインとなっていて、経済面には不安があります。応援したい気持ちは強いのですが、今後結婚を考えた場合、うまくやっていけるのかなと心配が募ります…。(28歳・SANA)



同様に、一度息を抜いて冷静に

アラサーになると結婚が視野に入ってくることもあり、こういった悩みを持つ方は結構いらっしゃいます。同じ悩みを持つ方にはまず、「少し冷静に考えてみましょう」とお話しています。まずはあなたが惹かれた部分について改めて考えてみてください。SANAさんでしたら、「好きなことに対する情熱ややさしい人柄」です。彼はその部分に関して、お付き合いをされてから今まで実は何も変わっていません。



変わったのは彼ではなく、自分

ですが、SANAさんは、真逆とも言える「“経済面”に対して、不安がある」とおっしゃっています。もし、「お金をじゃんじゃん稼ぐ彼が好きだ」とSANAさんが言っていたのなら辻褄が合うのですが、これでは「あなたが惹かれた部分を無くせ」と言っているのと同じなんです。



1つは経済的な不安への補完を自分ですること

このお悩みに対する答えは大きく2つあると思っています。1つ目は「夢や好きなことに向かってがんばる彼をとことん応援しよう」ということです。彼の金銭面が不安であれば、あなたがそこを補う覚悟を持って、支払いは割り勘にしたり、あなたがもっと稼げる仕事に転職をしたりする。自分がたくさん稼げばいいと思うようにすることです。



彼に好きなことをやめてと言えるのか?

「いや、それはちょっと…」と思う人がいるかもしれません。それであれば、好きなことをやっていると将来が厳しいので、彼に「好きなことをやめて」と打診することです。彼が了承するかはわかりません。また、彼が「わかった」と夢をあきらめたとき、あなたが好きであったはずの輝いた彼ではなくなってしまう可能性もあります。



必要なのは正面から向き合うこと

この2つをお伝えすると、「私は彼の好きなことを取り上げるつもりはありません!」や「心配がなくなるよう私ががんばります!」などと「ムキになる」方が多いことも特徴としてあります。私がただのお友達であれば、「いつか売れるかもしれないよ!」と気軽なアドバイスをするかもしれません。

しかし、多くの方を見てきた占い師としては少しシビアな意見をお伝えすることが多いです。その結果、自分の中でなんとなく逃げてきた現実と向き合って、答えを出すことができたという方もいらっしゃいました。



縁をコントロールする風水も活用してみて

風水的なことでアドバイスさせていただくなら、中指に指輪をつけたり、ネイルのポイントを置いてみたりするといいでしょう。何度かお話していますが、中指には悪縁を断ち切る効果もあります。現在お付き合いをしている方に対して、悪縁というのは心苦しいですが、ご縁がなければそういう未来もある可能性は否定できません。



自分の選択も含めたリスペクトが大切

最後にひとつだけSANAさんや同じ悩みを持つ方にお伝えしたいことがあります。ぜひ相手にリスペクトを持って接してください。自分にないものを持っている人に惹かれたのであれば、その気持ちをいつまでも忘れてはいけないと思うんです。でないと、たとえ結婚に至ったとしてもほころびが出てきてしまう。そんなカップルを何組か見たことがあります。彼を思うのであれば、ぜひ最後まで大切な部分をリスペクトしてあげてください。