スニーカーは、コーディネートや服によっては意外とバランスがとりずらいもの。スニーカーなのにカジュアルすぎない。スニーカーなのにスタイルよく見える。そんな理想の仕上がりがかなう「スニーカーありきでうまくいく」組み合わせを研究。
「スニーカー上手」の簡単な3つの基本
突飛なコーディネートを考える、のではなく、確実にバランスが良く見えるスニーカーコーディネートの基本を人気スタイリスト・樋口かほりさんに取材。ポイントは長い丈感の服、色やテイスト、シルエットをそろえること。
(樋口かほりさん)
毎号表紙も担当するGISELeの看板スタイリスト。大人に似合うカジュアルをモットーに、リアリティのあるアイテム選びの提案と肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングは毎号多くの反響が。
1_ワントーンにカラースニーカー
「キレイめ&シンプルなニット+パンツの黒ワントーンをローテクスニーカーでくずす。定番的な合わせにイエローで遊び心を」(樋口さん)
シックなベロアドレスに映える、エナメル加工の甘くて辛いバイカラー。スニーカーの配色にならって、小物も黒とピンクを分散。
2_「ロゴもラインもない」究極にシンプルな白スニーカー
服を選ばない「細長めの形・余計な装飾が一切ない」白。ときにスニーカーに入っているラインでさえTOO MUCHに見えてくるから、究極にシンプルな白はありがたい存在。メンズライクを装う日こそ、足元は清潔感のある白が好都合。
白スニーカー 11,000円/ムーンスター(ムーンスター カスタマーセンター)
スニーカーが似合うすそ幅に計算された美形な黒。ラフな服が好きだけど、きちんと感も欲しい人におすすめ。ヒールをはいたときもまじめすぎずにゆるさが残せる。黒スラックス 23,100円/THE SHINZONE(Shinzone ルミネ新宿店)
3_大きな暗色アウターとカラースニーカー
「ある意味スタイリングいらずともいえる、全身を包み込むオーバーサイズのロングアウター。スニーカーと相性がいいのは、ヒザ上より短めのボトムか、長い羽織りアイテム。タイツの色みもそろえ、色もフォルムも重いトーンに徹すればだいたいのスニーカーはバランスよく仕上がります」(樋口さん)
(どんな服にも似合う色・スタイルよく見えるデザインを厳選!)
≫【全27足の一覧へ】 最も使えるスニーカーは? どんな服とも「どこまでも履き回せる」名品