黒に「いちばん似合う色」は? コーディネートが可愛くなる「色の選び方」


飾らない黒を飾る色

基本的には「合わない色がほぼ無い」黒。だからこそ「どの色を」「どう効かせるか」という、さじ加減にもこだわりたいところ。合わせる色味、そして、どの服で取り入れるか。 その選択が、スタイルを洗練させる鍵。



+カフェオレのようなキャメル

黒サテンスカート/LE PHIL キャメルファーベスト /STUDIO AR

毛足の長いファーが持つウォーミーなボリューム感を、黒のサテンが放つクールな光沢とIラインシルエットで受け止める。スカートからつなげるように足先もほっそりと先細な形を意識して、ボリュームを逃がして。質感のコントラストを効かせることで、柔らかなキャメルも都会的な表情に。



+ミルキーなピンク

黒スエットパンツ/MAISON SPECIAL(メゾンスペシャル 青山店) ピンクカーディガン/BY MALENE BIRGER(ショールーム ロイト)

愛らしい色をワイドな黒で辛口に。長い毛足で甘さの強いミルキーなピンクも、あえてスポーティな黒のスウェットパンツでラフに着崩す。黒が持つ強さが、甘い色を大人びた表情へと引き寄せてくれる。足元にレオパード柄でエッジを加えれば、リラックス感とモード感が両立。



+デニム風のレトロなブルー

黒タートルネックトップス/LE PHIL(LE PHIL NEWoMan 新宿店) ブルーコーデュロイシャツ、ブルーコーデュロイサスペンダーパンツ/ともにHOLIDAY

端正な黒で脇を固めてセットアップを着やすく。ともすれば幼く見えがちなコーデュロイのセットアップも、インナーに黒タートルを仕込むことで顔まわりが即座に引き締まる。バッグとローファーも黒で統一し、カジュアルなブルーを挟み撃ち。親近感のある色だからこそ、黒の力でシャープに転換を。



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