腰まわりはほっそり見えて、おなかのぽっこりもなし。ローヒールの靴を合わせても、脚が伸びてヒップが上がる。そんな理想の形に限りなく近い、新スタンダードなデニムを捜索。つい手にとってしまうからこそ、何も考えずにはいてもスタイルUPにつながる至高の8本を厳選。
SELECT POINT
□すそがしぼられすぎていない形
ヒップからすそにかけてゆるやかに細くなっていく、あるいはヒップの下からそのままストンと落ちていくような形がベスト。
□くびれの位置でしぼられたウエスト
「くびれからが脚」ととらえたハイウエスト。ベルトいらずで腰骨にウエストが引っかかってとまるような絶妙なしぼりぐあいのものを。
□股上にほどよいゆとり
くびれの位置でしぼられたウエストと、ややゆとりのある股上の組み合わせで肉感をひろわず、丸みのあるヒップラインを形成。
Renew 01
FILL THE BILL
「テーパードパンツに並ぶ品のよさ」
カジュアルになりがちなデニムに、光沢のあるインディゴがエレガントな雰囲気をメイク。足元に向かって先細りになる形とセンタープレスのおかげで立体感が生まれ、脚線がすっきり見える。
FROM PRESS
「デニムは通常、運動量のあるワークパターンを原型に作られますが、これはスラックスパターンから派生させているので、ウエストとヒップラインがキレイに見えます」(プレス・金子かなさん)
デニムパンツ 23,000円+税/FILL THE BILL(4K) Tシャツ 16,000円+税/BATONER バッグ 20,000円+税/サンドラロバーツ(エーピーストゥディオ グランフロントオオサカ) 黒パンプス 18,000円+税/PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウウィメンズ新宿店)
Renew 02
PUBLIC TOKYO
「女性らしい丸みが引き立つシルエット」
ほかのデニムと比べて丈感が少し短く、身長が低くてもバランスのとりやすい1本。細身でフィット感がありながらも体のラインは強調されず、座ったときの締めつけが少ないのもうれしい特徴。
FROM PRESS
「ウエストラインに沿って生地をカーブさせたことで、女性らしい丸みのあるフォルムが実現。腰まわりがもたついて見えないよう、ポケットの位置にもこだわりました」(プレス・野村麻里子さん)
デニムパンツ 10,000円+税/PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ ウィメンズ新宿店) ノースリーブトップス 7,000円+税/BATONER ストライプシャツ 26,000円+税/INDIVIDUALIZED SHIRTS(メイデン・カンパニー) 眼鏡 31,000円+税/EYEVAN(アイヴァンPR) ネイビーバブーシュ 29,000円+税/ペリーコサニー(アマン)
Renew 03
nagonstans
「モードが得意なブランドの“正統派デニム”」
深い藍色とペンシル形シルエットとの相乗効果により、シックなコーディネートが楽しめる。脚のラインをひろいづらいつかず離れずの形で、安心してはくことができるのも魅力。
FROM PRESS
「流行にとらわれない、オーソドックスなデニムということで、“Classics”という型名をつけています。股上を深くしているので、ヒップラインが気になる人にもオススメ」(プレス・鈴木綾乃さん)
デニムパンツ 23,000円+税/nagonstans ブラウス 29,000円+税/Eica yoshinari(4K) ベージュハット 8,500円+税/FERRUCCIOVECCHI(ロペマドモアゼル) ベルト 12,000円+税/Martin Faizey(グラストンベリーショールーム) ブラウンパンプス 48,000円+税/KATIM
Renew 04
JANE SMITH
「すそのカットオフが重厚感をセーブ」
センタープレスによって縦線が強調され、すそのカットオフによって足元に抜けが出現。メリハリの効くデザインが随所にほどこされた1本は、無地のトップス合わせでも“高感度”確実。
FROM PRESS
「インディゴ&センタープレス入りで、キレイめにはけるデニムです。ほどよくかためな生地感と中肉の厚みは、脚のラインをひろいにくく、日本人に多いO脚をカバーしてくれます」(プレス・市川綾子さん)
デニムパンツ 17,000円+税/ジェーンスミス(ジャーナルスタンダードレサージュ青山店) 黒タートルネックトップス 14,000円+税/ Honnete(グラストンベリーショールーム) 頭に巻いた花柄スカーフ 2,900円+税/原宿シカゴ原宿店 黒パンプス 37,000円+税/KATIM