ゆるっとエフォートレスなスタイリングが気分の今こそ、「きちんと着る」ことで服との向き合い方がまた変わる。守りに入るべきところは守って、そのぶん何かでいつも以上に攻めてみる。そんなルールにのっとった「タフにコンサバ」を物語る8つのケース。
STUDY IN STYLE 01
「単純ではないワントーン」
定番となりつつある、ブラウン系のグラデーション。落ち着く色はそのままに、モノに新しさを求めてみる。テイストの異なる上下をリッチなスエードで包み込み、「攻めと守り」が交錯したワントーンが完成。
スポーツ・ウエスタン・コンサバティブ。
品のいいブラウンに隠れて自由に遊ぶ
Suede Coat + Anorak Parka + Cocoon Skirt + Western Boots
ブラウンスエードコート 72,000円+税/ロク(ロク 渋谷キャットストリート) ブラウンアノラックパーカ 46,000円+税/PHEENY(PHEENY) ベージュコクーンスカート 38,000円+税/ELIN(クルーズ) ブラウンブーツ 96,000円+税/Marone Souliers(スタニングルアー 青山店) 決め手は仕上げにはおったスエードコート。幼くなりがちなテイストMIXも、上質なコートで包めば格が上がる。
STUDY IN STYLE 02
「甘い黒=タフなコンサバに直結する」
女性らしさもあって、同じぐらい強さもある。甘い黒こそ、タフなコンサバを物語るそのもの。そんな黒をきわ立たせるべく、パンツは正統なる白を。品よく、ただし主張もある、モノトーンの理想形。
潔く開いたデコルテライン。
その上をゆれる繊細なリボンのニクい演出
Cache-coeur Blouse + White Wide Pants
黒カシュクールブラウス 35,000円+税/ELIN(クルーズ) 白ワイドパンツ 23,000円+税/LE CIEL BLEU(ルシェルブルー カスタマーサービス) シルバーピアス 21,000円+税/マリアーナ ギウスバーグ(ビームス ハウス 丸の内) アイボリーパンプス 27,000円+税/カルチェグラム(デュプレックス) サイドのリボンなど、動くたびにいろんな表情を見せるデザインブラウス。
STUDY IN STYLE 03
「抜けもなく、隙もないドレス」
ことあるごとに抜け感を求めがちな今こそ、あえて遠ざけることで新鮮味をねらえる。デコルテは見せず、足首までカバーすれば、ドレスなのにストイックささえ感じさせる。
動いたときの曲線美とニュアンスカラー。
女性らしさは、その2点だけに託す
Super Long Satin Manteau Dress
アイボリーサテンマントワンピース 37,000円+税、ブラウンパンプス 25,000円+税/ともにTSURU by Mariko Oikawa ブラウンイヤリング 11,000円+税/ベベ(カージュ ルミネエスト新宿店) スリットのように見せかけて、しっかりレイヤードされた抜け感のないデザイン。ニュアンスカラーのドレスにありがちなコンサバ感も、これで解消。アクセもミニマルなら、よりタフな印象。